2016年9月15日木曜日

レート2000達成「くろしろクロコ」パーティ構築紹介【最高&最終レート2005】

1 はじめに


こんにちは、ととです。
連日7世代の情報がバシバシ飛んで来て、サンムーンへの期待が高まっています。
7世代、デザインも好みのやつばかりですごく楽しみ。

リージョンガラガラめっちゃよい。
たぶん7世代レートで使います。

6世代最終シーズン、みなさまはいかがでしたか。
私は今シーズン、一応レート2000を超えることができました。
最終シーズンなので、超えられてよかったよかった。

それでは今シーズンのパーティ「ニンフブラッキーワルビアル」≒「しろくろクロコ」パーティ構築紹介をしていきたいと思います。

2 図解




そうだ…この世界は…残酷なんだ。
ヤメロオオオオオオオオオ(レートが溶けて響く断末魔)




3 パーティメンバー

シーズン17は以下のメンバーでレートに潜っていました。

途中、テラキオンだったりヤドランだったりクレベースだったりドータクンだったりジャローダだったりヒードランだったりしました(迷走)が、最終的にこれで落ち着きました。
落ち着いた頃には残り1週間を切っていた。

600族なし準伝なしのパーティになりましたが、別に縛ったわけでなく単純に入ってこなかっただけですね。
最初ドラン入れてたしね。



4 戦績



      
最高&最終レート2006/最終順位556位

ぎりぎり!というか乗っけてすぐやめました!怖かった!

何が悪いって最後の土日月に旅行を入れた私が悪い。
完全に自業自得である。
でも山梨県は美味しかったから仕方ない。
桔梗信玄餅ソフトとかね、最高だったよね。


5 個別紹介

✼ワルビアル
H:残り
A:H252メガゲンガーをかみくだくで確1
S:メガライボルト抜き抜き

どうみても特性「がんじょうあご」なのに、あごは特にがんじょうじゃないワニ。
手が若干シンゴジラを彷彿とさせる。
茶番のために悪役にされた可哀想なあくタイプ。

前シーズンのパーティの「ゲンガーとガルーラどっちが来てもある程度対応できる先発要員が欲しかった」「どちらにもある程度安定して後出しできるようにしたかった」という反省点を踏まえて考えた結果、パーティに採用。
特に先発要員として多く選出した。

スカーフを巻いて相手を上から殴れるようにすることで、特性「いかく」と広い攻撃範囲とあわせて多くの相手に対して安定して立ちまわることができる。
具体的にはガブリアス、ゲッコウガ、ゲンガー、ラティオス、珠ボルトロス、ウルガモス、リザードン、ギルガルド、バンギラス、ライコウなど。

またこれ以外の相手に対しても、とりあえず威嚇を撒いて裏に引けるのがとても優秀。
例えばブラッキーはガルーラのグロひみつで乱数で飛んでしまうが、威嚇を挟むことで安定して後出せる。
加えてばかぢからでHに振り切ってるガルーラに最低65%のダメージを入れることができるので、ゴツメに2回触らせることで上から確実に仕留めれれる。
ふいうちも半減のため、ワルビアルとブラッキーの並びがあればほぼ間違いなくガルーラは処理可能。

ゲンガーを相手にする関係上、はたきおとすではなくかみくだく。
ガブリアスを相手にするためタイプ一致のじしん、前述の対ガルーラやゲッコウガ、サザンドラ用にばかぢから、居座って鬼火やさざめき、きあいだまをうってくるアローガモスボルトロス用にエッジを採用した。
意外とスカーフは警戒されないことも多く、楽に相手の初手をもっていけることも多々あった。



耐性は弱点6つと若干多いものの、電気の一貫を切りつつ耐性も6つある。
加えて耐久もH95-B80-D70とそこそこある上に威嚇もあるので、弱点の割にはそこそこ後出しも可能。
先発要員をしてもフィニッシャーとしても威嚇クッションとしても使え、非常に使いやすいポケモンだった。

✼ブラッキー

H:ちきゅうなげ4耐え
S:4振り65族(ニンフィア、ハッサム)抜き
H-B:S調整以外HB特化

かわいい。物理受け。くろしろのくろ担当。
適当なトレーナーの適当な思いつきのせいで同じタイプのワルビアルと極悪コンビを組むことになった苦労人。

シーズン9で使ったブラッキーと努力値・個体ともに同じ。
【最高70位】メガバクーダ軸『風林火山』パーティ紹介【レート1997】

ワルビアルが苦手な高耐久のポリゴン2やクレセリア、積んでくるガルーラやマンダ等に後投げするコマとして採用。
元々弱点さえつかれなければほとんどの物理ポケモンを相手にできるが、ワルビアルの威嚇を間に挟むことで鉢巻カイリューやグロパンガルーラ、メガマンダ、あとはマリルリあたりにも後出しすることができるようになる。

積み技対策のためにイカサマ、対耐久のためにどくどくと挑発、高速再生技としてつきのひかりを入れている。

特性に関してはせいしんりょくで使っていたが、今シーズン雪崩ガルーラなんてものがほとんどいなかったため、どくばねマンダやガルのひみつのちから麻痺に反応するシンクロの方がよかったと気づいた、が、育成しなおしている時間がなかった。悲しい。
ただ何故か1900台とかのメガガルーラでもねこだましをしてきて相手がイカサマゴツメで死にかける案件が多発していたので、精神的ダメージは結構稼げたかもしれない。

特殊相手にも物理相手にも安定して仕事をしてくれた。

✼ファイアロー

H:残り(奇数)
A:特化(剣舞1積みでH振りガルーラを中乱1)
D:無振りクレセリアのサイコキネシス確4(理想)
S:なぜか振られていた(現実)

ワルビアルとブラッキーの並びはなぜか闘、虫、フェアリーあたりに弱かったため、そいつらに強いポケモンを探しつつ採用。
至極普通の剣舞アロー。
具体的にはヘラ、ガモス、バシャ、ナットレイ、ニンフィア、ハッサム、サーナイト、クチート、バナあたりを役割対象にしている。

ワルビアルはメインウェポンがじしんな関係上無効にされやすく、スイープ役としては使いづらい点があった。
そのためもう1体目の全抜き役として使えるよう鬼火羽休めを基本とした型でなく、フレドラブレバを両立させた積みアタッカーの型とした。
頻繁に後出しする機会があり、またメイン技がどちらも反動技の点などから体力回復できるように最後の1枠は羽休めとした。

ニンフィアやサーナイトに後出しする関係上Dに少し厚めに…したと思ってたんだけど、今記事を書くためにスパトレでみたらなんかDじゃなくてSに振られている。なんだこれ。
??????
ま…待つんだ。まだ慌てる時間じゃない。

ああ…道理でアローのブレバ対面で一度も負けなかったし、ポリ2のダウンロードはCがあがってたような…(気づくのが遅い)
XYのシーズン1で使ったアローをそのまま流用したため、おそらく努力値を振り返るのを忘れたものだと思われる。
馬鹿すぎる。

ま…まあただ使ってた感じ特に問題なく役割はこなせていたし、むしろミラーで勝ちまくっていたのが運じゃなかったんだって思えば結果オーライ(?)
ただ次使うならせめてD>BまではDに振ったほうがよいと思う。

舞ってない状態でもそこそこ火力もでる上、炎飛はステロが半分入ることを除けばかなり優秀な耐性のため、無理に舞わずにサイクルを回しているだけでも相手を半壊させることも。
例えば鉢巻ブレバ耐えのロトムなどはブレバ+1舞ブレバで超高乱で倒すことができたりするので、それを知りつつ立ちまわると意外とロトムやらヒードランもなんとかなったりする。

もちろん舞ってしまえばHAガルーラなら中乱数1発の火力が出るので、一度舞ってしまえばなかなかとまらない。
サイクル回しから最後の掃討役まで活躍してくれた、まさにエースの働きだった。


✼ロトム水

H-B:特化マンダのすてみ2耐え
C:10万でH252振りボルトロスオボン込み高乱2、めざ氷で無振りマンダ高乱1
D:余り
S:準速バンギ抜き抜き抜き

ファイアロー、マンダ、スイクンが重かったことと、岩弱点じゃない地面無効枠として採用。
元々スイクンは後述のフシギバナでなんとかなるかな〜と思ってたら全然なんともならないことが多かったので、後出しから優位をとれる眼鏡をかけさせた。

「あとだしからスイクンを」の採用理由の関係上、スイクンに対するS調整は必須。
今回は準速バンギ抜きのスイクンを意識して、そこから少しだけ多めにSを割きました。
その上でマンダにある程度強くなるようBに割き、残りをCに。
これでもメガルカリオやらをハイドロポンプ1発で沈めるだけの火力は出ます。
ヘラクレセドラン等割に電気や水が一貫する構築は多く、相手の選出次第ではこいつだけで壊滅させることもある。

スイクンに撃つ10万とカバルドン等に有用なハイドロポンプ、対面操作用のボルトチェンジは確定。
最後1枠はトリックと迷いましたが、マンダが重かったので打点となるようめざ氷を選択。
トリックがなくなったことでピクシーあたりの処理が「てんねんであることを祈りつつブラッキーでどくどくを撃つ」くらいの博打戦法をとらざるを得なくなりましたが、「まあピクシーはどうせ博打に走ることになるしいいか」と投げ捨てた。
マンダのしっかりした処理ルートがあるなら、受けループやその他害悪系統、スイクンなんかにも動きを止めれるトリックのほうが有用だと思う。

ロトムは型が多彩なので、相手が深読みしてくれることも多かった。
型が多いってのはそれだけで強みですね。

✼ニンフィア
H:ちきゅうなげ4耐え
H-B:特化マンダのすてみ耐え
S:残り

かわいい。ブイズ2体目。くろしろのしろ担当。
ドラゴンの一貫を切りたかったこと、悪の弱点の格闘虫に比較的強いこと、ヘラクレセドランに1体で優位がとれるポケモンが欲しかった…あたりから採用。
役割対象はヘラクレセドラン、サザンドラ、ポリゴン2、オニゴーリ等のみがわりを主戦術に組み込んでいるポケモン及びその他特殊で弱点をつかれないポケモン。

Bにかなり割いたおかげで、ほとんどの場合何かしら行動することができる。
強いていうならニンフミラーでそこそこS勝負に負けたので、Sにもう実数値2くらいあげたかった気もする。

基本はポリ2やらクレセやらサザンやらに後出して、裏を読みつつ瞑想積めそうなら瞑想、無理そうなら攻撃。
一度でも積めたらチョッキ眼鏡ニンフィアとかいう意味がわからない性能になり、舐めて後出ししてきたメガゲンあたりもまとめてふっ飛ばしてくれることも。

ドランにも打点が欲しかったのであくびではなくめざ地に。
ヒードランはマグスト挑発両立って型が結構多かったのが痛かったですが、比較的安定して相手することができた。

物理偏重環境のため、どのパーティでも安定して選出できるわけではなかったが、刺さる相手にはめいそう1回でも積めれば十二分に活躍してくれた。

✼フシギバナ



H-B:補正なしガブのげきりん2耐え
H-D:ゲッコウガの珠れいB2耐え程度
C:ヘド爆で腹太鼓後H振りマリルリ確殺、ギガドレインで4振りガブ確3
S:準速バンギ抜き抜き抜き

ここまででキノガッサやナットレイの草タイプとクチートが割と重かったので、そこらへんに強い草タイプいないかな〜と探した結果、「そういやまだメガ使ってねえな」と思い立って採用した。
あやうく6世代最後のシーズンなのにメガを使わず終わるところだった。
本パーティ3体目のずぶとい子。

クチートに後投げする関係でBに厚めに振りたく、それならとついでに剣舞のないガブリアスと殴りあって勝てるように調整した。
ヒードランを結構呼ぶためじしんも欲しかったが、ドランはミトムワルビニンフに任せて他の重いマリルリやガッサ、ナットレイへの役割を重視。
HBに多く振り分けたおかげで、耐性とあわせて多くの相手をみることができた。

ナットレイに後投げする関係上めざ炎を採用、はらだいこ後のマリルリを確殺するためヘド爆で75%体力を削れるまでCを振り、ガブと殴り合えるようギガドレインを入れた。

ミトムを選出できない場合にスイクンを上から殴れるようSを少し多めに割いている。
結果、多くのミトム付近の調整を施している相手を上から殴れるようになった。

受けループ以外でみかけることが少なくなったバナだが、この耐久に弱点超飛のみの耐性の脅威は異常。
マンダやらガルーラやらのせいで出しづらい時もありましたが、思ってた以上に強く立ち回れるポケモンだった。

6 立ち回り

選出は基本ワルビアル+ブラッキーで、その2体できついのを残りの4体でみていく形が多い。
みれない(みるのがきつい)具体例はヘラ、ガモス、スイクン、クチート、ガッサ、マリルリ、サーナイト、ニンフィア、ボルトロス、サンダー、ミトム、バシャあたり(多い)
これらのポケモンが共存していることももちろんたくさんあるので、その場合は選出を読みつつワルビの威嚇でごまかしたり、ワルビかブラッキーを外して他で対応した。

主なポケモンに対しての選出・立ち回りは以下。

vsガルーラ


ブラッキー+ワルビアル(orアロー)。
基本的にはブラッキーは選出。
対面からならほぼ間違いなく勝てる他、ワルビアルから入ると威嚇込みであとだしも容易になる。
残りの相手のポケモンによってどうしてもブラッキーが出せない場合はワルビ+アローあたりでどうにかした。

ゴツメ×2+ばかぢから、ゴツメ×4+じしんでHAガルーラを確定で倒しきれる他、ミトムのボルチェンで約3割、ファイアローのブレバで約5割入ることを覚えておくと対処しやすい。

vsゲンガー

基本ワルビアル。
ワルビが出せない場合は他で削ってからアローのブレバで仕留める。
アローのブレバでHだけ振ったゲンガーなら7割〜のダメージ。

ワルビアル対面でも結構居座ってきてくれるが、裏にカバやらランドやらがいる場合は引いてくるケースが大半なので、交代読み交代でミトムを出してドロポンでふっ飛ばしてた。

vsガブリアス

ワルビアル・ブラッキー・ミトム・フシギバナ・ニンフィアの誰でもそこそこやれるが、相手の道具によって相手できたりできなかったりするので、何をもっているかは最初に軽くでいいので予想してから選出していた(当たるとは言っていない)
基本的には威嚇で裏に繋げやすく、対面からなら大体勝てるワルビアルがよく相手をしていた。

vsカバルカカイリュー



相手の2メガ目にもよるが基本はミトム+アロー+ニンフorブラッキー。
ワルビアルでルカリオの相手をしてもいいが、わるだくみしんくうはで吹っ飛ぶし裏のカイリューには起点にされるしであんまり出したくない。

ミトムのドロポンでカバとルカリオは吹っ飛ぶし、もしカイリュー出されたとしても裏のニンフかブラッキーでげきりんは受けられる。
釣り出されてもニンフならカゴだしブラッキーなら挑発もってるからあくびは怖くない。

vsヘラクレセドラン





初手ニンフィア+アロー+α。
ヘラとガルーラが混在していた時はブラッキーを抜いてワルビ+アロー+ニンフの選出をよくして、他の場合はブラッキーが多かった。

初手ヘラ対面で瞑想を積み、なんとなくドランを倒してなんとなくヘラを倒して勝つ。
とりあえずドランさえ突破してしまえば、もしヘラを倒せなくてもあとはアローがなんとかしてくれる(曖昧)。

vsマンダ

両刀も一定数いるので受けだしはしたくない。
基本はブラッキー、ニンフとワルビアローあたりでなんとなく頑張る。
最悪りゅうまい捨て身もブラッキーは耐えてイカサマで落とせるので、いかにあとだししないで済むかを考えつつ立ちまわる。正直苦手。

マンダジバコの並びのチョッキジバコはニンフのめざ地を2回耐えてくるので注意。


さて、これ書いてるときりがないことに気づいたのでこれくらいにしときますが、KP上位の相手にはある程度動きが決まっていました。
逆にあまり見ないポケモンに対しては苦手だった印象。
あとはマンダととんぼがえりが絡むパーティ(ラティハッサムやらランド入りやら)は苦手でした。

7 まとめ

シーズン17、終わり!

反省点は強いていうなら今回普通すぎましたね。
結構普通に見かけるポケモンばかりになってしまったので、もうちょっと遊んでもよかったかもしれない。

さて、7世代ですが、サンムーンも既に両方予約してある(アートブック目当て)ので、レートも継続してやっていく予定です。
最初のレートは7世代統一でやりたいなぁと思いつつ、どうなることやら。

サンムーンでもポケモンを続けられる方、また対戦であったらよろしくお願いしますね。

今回はここまで。ではでは!



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