1 概要
こんにちは、ととです。
今更ですが、書こう書こうと思って書けていなかったM-3の構築記事がようやく手を付けることができたので公開しようかと思います。
シーズンM-3はメガズルズキン軸で潜っていました。
新シーズンに入って新しいメガシンカがいくつか追加され、せっかくなら追加されたメガシンカのどれかを使って潜りたいと思ったのが始まり。いくつか適当に使う中で、物理が多い環境の中で対物理については唯一の個性ダブル威嚇で強く出れるメガズルズキンに注目。
メガズルズキンが苦手なフェアリーや格闘を裏で見れるように組んだサイクル戦パーティとなりました。
あとズルズキンはBWのころのフリー対戦でよく使ってたので思い入れもあるんですよね。
その時はとびひざエッジビルドねむるの特性だっぴの「ねむるがだっぴで早く解除されたらお得で嬉しいな」みたいな謎の型でしたが。
サーナイトのおきみやげからかなしばりモルフォンとかよく使ってたな…懐かしいけどもうBWって10年くらい前だから記憶が薄れている…と書きかけて一応発売年調べたら2010年だった。
BWが15年以上前…!!?
2 パーティ構成
ほら、加賀棒茶とか有名だし…キュウコンとヒスイポケモン2体入ってるから雪国感あるし…
ズルズキンは…ほら、2本足なので兼六園のことじ灯篭ですね…(適当)
3 結果
最高436位/レート2208
最高のほうはもうあと1勝か2勝でチャンピオン級達成できたかもしれないのですごく悔しいですね。
特にズルズキンでみれてたグロスが最終日付近にてっぺきボディプレが流行って確実にみれなくなったのが大きい。
4 個別紹介
○アローラキュウコン@ひかりのねんど
【調整】
準速メガスターミー抜き
陽気マスカーニャのトリックフラワー確3までH振り(=陽気ガブのじしん82%で2耐え、特化ブリジュラスのラスターカノンを壁込み75%で耐える程度)
残りC
【解説】
全体的にパーティが遅めであったため、せめてガブを上から殴れて有利がとれ、かつアシレーヌにも最悪撃ち合えるポケモンを…ということで採用。
種族的にはこのパーティの最速のポケモン。
最速が109族ってマジ?
基本的には上から殴りつつ、裏が見えるときにはオーロラベールを貼ってサポートする。
若干珍しいのはミストフィールドでしょうか。
ミストフィールド+オーロラベールを展開することで、状態異常を撒いてくるポケモンの展開を許さず、こちらだけ有利に進めることができます。
具体的には対バナブラッキーラウドボーンのような並びに対しミストフィールド+オーロラベールを貼って後述のヤバソチャに交代してめいそうを積むことで、おおむね安定して突破することができます。
ズルズキンにつるぎのまいやらビルドを入れてた時はズルズキンでもできましたね。
その他、どくびし展開に対して後続をどくにさせずに着地させたり、カバルドンのあくびを防いで一方的に殴れる展開にしたり。
当初はヒスイウインディがおにびを採用している関係上支障があることがあるシーンもあるかなと最初はしんぴのまもりを採用していましたが、しんぴのまもりだとねむけ状態からのねむりは防いでくれずにカバルドンの前でおやすみしてしまったので、途中でミストフィールドになりました。
氷ワンウェポンではありますが、氷を受けてくるメタグロスやらギルガルドにはズルズキンが基本的には強いので、そこまで困らなかったように思います。
○ヒスイウインディ@たべのこし
A+1ミミッキュの珠シャドクロ×2を96.9%耐え程度までB振り ※特化でも鬼火込みで後投げ可
残りA
【解説】
M-2ではかたいいしもろはのずつきで敵を破壊していましたが、今シーズンは完全に受けポケモンとして採用。
具体的にはDに厚めに振りつつ威嚇を入れることで、ウルガモスを安全にみたり、リザードンXYどちらにも後出しすることができます。
まあリザードンXは型によっては怪しいが、、、
リザードンを相手にする関係上岩技を入れる必要がありましたが、ロックブラストにすることで対ミミッキュや対カイリューに多少強く出れるようになりました。
その他、細かいところではビビヨンなんかのみがわりを盾に展開してくるポケモンにも優位に。みがわり貫通 pic.twitter.com/O3jcgOpY6O
— ていじたいしゃとと (@samoto1201) August 22, 2026
その他、前シーズンヒスイウインディをみたらガブリアスをあと投げされることがものすごく多かったため、交代で出てくるガブリアスに刺さるよう鬼火を採用。
威嚇+鬼火で対物理にもめっぽう強く、遅すぎてミミッキュが辛すぎたこのパーティの対ミミッキュ要因にもなっていました。
なお、ステルスロックのところはヒートスタンプと入れ替えで使っていました。
ガブ+ウルガモスみたいな並びの時に、ガブにステロを撒かれちゃうとダメージレースで辛くなるなと思ってステロで使ってた期間が長いですが、炎技がないとクチートやハッサム、サーフゴーなんかに積む隙を与えてしまうので一長一短。
ヒートスタンプはヒスイウインディが岩タイプなせいか体重が結構あるので、結構火力が出るうえに反動等のデメリットもないのでおすすめ。
フラエッテ(えいえんのはな)だけメガシンカするとめちゃくちゃ重くなってしまい、全然入らない点だけ注意。
○ヤバソチャ@ラム
【解説】
対カバルドン枠。
シーズンM-2に使ってたラムをもたせたロトムがかなり使用感がよかったものの、せっかく積んでもブリジュラスに止められることが多かったので、「なら積み技があってカバをワンパンできつつ、ついでにブリジュラスにも等倍以上で殴れるポケモンならより使い勝手がいいのでは」と思って採用。
基本的にはカバルドンに投げてめいそうを積み、裏を見ながらシャカシャカほうとシャドーボルで攻めていく…ことを想定していたが、正直使い勝手がよすぎてカバルドン以外にもバンバン投げていた。
まず、専用技のシャカシャカほうが強い。
威力80の攻撃回復技ってだけでもある程度優遇されてるのに、さらに20%やけど付与がついていて、地味に氷も溶かしてくれる。
言ってることが強すぎる。
まあ命中率90%な点だけやや不安ではありますが、、、
そしてちからをすいとる。
相手のAを1段階下げつつ攻撃の数値分回復できるため、対物理に関してはつるぎのまいが相手にない限り、一撃で落とされなければ基本的には落とされない。
この技もなにいってんだかわからないくらい強い。
この2つの技+めいそうでDも上げることで実質両受けのような性能があり、こいつ1体で試合を決められる場合もしばしば。
地味にたいねつのおかげで炎等倍なので、炎相手でも結構結構やれます。
具体的には以下のような感じ。
- すごく強い:ライチュウY、ラグラージ、ロトム水、カバルドン、メタグロス
- 型によるけど相手できる:ガブリアスやマスカーニャ、アシレーヌ、バシャーモ、キラフロル、ラウドボーン、ギャラドス、ロトム炎、アーマーガア
- めいそうを事前に積んでたり読みをとおせれば:マフォクシー、バシャーモ、リザードンX、ブリジュラス、フシギバナ、ギルガルド、ゲンガー、サーフゴー、ブラッキー、ハラバリー
例えばフシギバナ+ブラッキー+ラウドボーンやメガドラミドロ+アーマーガアのような並びに対し、バナのどくどくやらブラッキーやらの状態異常技を防ぎつつめいそうを積んで突破するなど。
「いや、ラムがあるならミストフィールドいらないのでは」と思われるかもですが、ミストフィールドから展開すると、ミストフィールドが切れた時に「状態異常対策は終わったから、ここから毒を入れればギリギリ倒しきれる」と誤認してどくどくとかから入ってくれるんですよね。ブラッキーでは止まらない pic.twitter.com/kWX4pFkLK4
— ていじたいしゃとと (@samoto1201) August 22, 2026
そこをラムを盾に相手の行動を実質1回無駄にしつつ殴れると大きくアドバンテージをとれることが多く、そのまま崩しきれることが多かったです。
○イダイトウ@カシブのみ
【調整】
80族意識でS振り
H32振りガブをれいとうビームで確1までC振り≒補正なしHDカバをドロポンで確1、H32振りメガゲンガーをシャドボで確1くらい
残り総合耐久が1番固くなるようにHBD振り分け
【解説】
全体的にバシャーモやらルカリオが重かったこと、ステロまきびしガブにボコボコにされて悲しかったのでガブリアスを1発で倒せること…あたりを条件に採用。
♂はよく使われてる印象ですが、個人的には初手から火力が出せて体力も削られない♀のほうが好みですね。
てきおうりょくの火力がすさまじく、H2振りのメガルカリオは確1、カバルドンも性格補正がなければHDに振り切ってても確1で倒せる。
この火力と水霊の範囲でこだわりメガネを持たせたポケモンのような火力を出しつつ撃ちかえもでき、さらにアクジェでたすきケアまでできる。つよい。
カシブを持たせることで対ゴーストにも強く出ることができるため、例えば初手でゲンガーに出会った時におにびとの択を気にしながらズルズキンにひかずとも対面シャドーボールで処理することができる。
ソウブレイズやサーフゴーも同様ですね。
ゴーストにカシブもたせると一方的に有利になってえらいな…と最近思っています。
基本的な撃ち合いには相当強いですが、シャドボの火力は元の威力が80だけあってそこそこどまりではあるので、水がとおらずに弱点をつかれるポケモンは基本的に苦手。
具体的にはサザンドラやフシギバナ、メガニウム、メガギャラドスやロトムなんかですね。
そのあたりがいるときは後出しできるメンバーを入れたりする必要があるので、そういう相手がいる場合はよく考えて選出する必要があります。
○ズルズキン@メガ石
【解説】
このパーティのメガシンカ枠。
途中は3種類くらい型を経由して、最終的には剣舞型もちょいちょい使いつつのフルアタに落ち着きました。
結局使ったのはざっくり以下の型です。
- りゅうまい後最速ガブ抜きまで振ったASベースのりゅうまいアタッカー
- HAS調整のちょうはつビルド型
- HAぶっぱのビルドアタッカー型
- HAぶっぱの剣舞アタッカー型
- HAぶっぱのフルアタ型
いい点
- 唯一の個性であるダブル威嚇で2段階Aを下げることができるので、物理耐久はすさまじい。
- BDの種族値が135まであがるため、威嚇がなくても物理特殊にどちらに対して耐久がある。
- 闘+悪の範囲が広く、かつ覚える技の範囲も広い。
- ちょうはつを採用した場合、カバのふきとばしで止まらない積みアタッカーになれる
- Sが68まであがるため、ちょうど無振りのアーマーガアを抜かせる(意識せずにSに振ってない60族を上から殴れる場合が多い)
わるい点
- H種族値が65しかないため、耐久を活かそうとするとできるだけHに振りたい
- 最速で使っても準速80族と同速、かつS+1しても最速130族に届かない
- ちょうはつがあるものの、アーマーガアはボディプレスがあるので起点にしづらい
- フェアリーが4倍弱点であるため、せっかく積んでもミミッキュが出てくるだけでキツイ
- ガブリアスには強いと見せかけて、れいとうパンチがないとステロまきびし型にはめちゃくちゃにされる
竜舞を舞おうがビルドを積もうがミミッキュが出てきた瞬間に何もできないので、「積んで全抜きを狙おう」という使い方をするとかなり苦しい使用感になります。
つまり、メガズルズキンを使うときは「基本的にはフェアリーが出てきたらちゃんと裏に引く、威嚇を活かしたサイクル的な運用をしつつ、積技は強く使えるときだけ使う」という使い方がよいと感じました。
そのため、サイクル戦的に使えるようにHにしっかり振りつつ、技範囲も広く使えるフルアタ型か、ビルドか剣の舞+3ウェポンの構成で回していました。
なんなら威嚇をあわせた場合、メガルカリオのインファイトも確定耐えできるたので、フェアリー技を振られない物理相手ならだいたい殴り勝つことが可能。
威嚇があれば耐える!耐えるんだ! pic.twitter.com/n4pivEfLGp
— ていじたいしゃとと (@samoto1201) August 22, 2026
特にグロス+サザンに一人で有利にいける点が重要。
ブリジュラスやサザンドラは基本ドレパン×2で落としつつ回復できるのに対し、りゅうせいぐん×2は確定耐えするうえ、しろいハーブ型でも威嚇でハーブを消費させることができる。
グロスに対しては普通の威嚇持ちと違ってメガシンカ後に威嚇を入れることができつつ、サイコファングは無効にでき、こちらからは一致悪技で殴れる。
基本的にサザングロスを1体で見れることが強かったため、ここを基準に技だったり調整もしていました。
悪1/4なのでサザンへの後投げがしやすいし、仮にグロスでも威嚇も入って有利に殴り合えある。
てっぺきボディプレじゃなければ。
具体的にはH2振りサザンドラに対してA実数値を1下げると乱数が13%くらい変わるのでAを振り切りで使っていたりとか、メガメタグロスを相手する前提だからはたきではなくかみくだく採用等々…
ちなみにアシレーヌだけ考えるならどくづきでいいですが、アーマーガアやギャラドスまで感がるとかみなりパンチのほうが汎用性が高いと思います。
○メタモン@こだわりスカーフ
【調整】
H32振り
一応S下げ性格
【解説】
ここまでの5体でおおむねパーティは回せていたものの、遂行速度がやや遅めのパーティであるため相手の積みアタッカーがものすごく重い状態でした。
メガムクホークとかゴースト2体いるのにやたら重いし、ピクシーなんかも全然積む隙を与えちゃう。
なんなら威嚇が2体いるせいで相手のムクホークのAは上がりまくる。
なんとかして積アタッカーの対策ができないか…と考えて投入したのがメタモン。
ガブ、ムクホーク、ピクシーなんかの積んでくるポケモンを丸ごとメタモンにコピーさせて倒すことにしてみました。
メガムクホークを威嚇を入れてAをあげてからメタモンにコピーさせたり、コノヨザルのふんどのこぶしの回数をロックブラストであげてからコピーしたりすることで、相手のパーティを破壊していました。
ズルズキンのダブル威嚇からウインディで威嚇を入れると3段階Aが上がるので最強のメガムクホークを育てることができる。
天塩にかけて育てたスカーフメガムクホークで倒すの楽しい pic.twitter.com/BSvlLJd9wd
— ていじたいしゃとと (@samoto1201) August 22, 2026
が、シーズン途中からパーティ全体として重いミミッキュの数が増えてきたり、サザングロスの並びが増えてきてちょっと出しづらくなってきました。
メタモンってミミッキュのばけのかわはコピーできないので、ミミッキュが苦手なんですよね。
まあミミッキュよりSが速いポケモンがキュウコンしかいないうえ、メガズルズキンは対フェアリー激重なのでそりゃそうだという感じ。
そのため、最終日2日前くらいに以下のドリュウズをメタモンと入れ替えました。
○ドリュウズ@こだわりスカーフ ※最終日2日前からのみ
【解説】
普通のスカーフいじドリュウズ。
前シーズン使っていたADドリュウズがものすごく使いやすかったものの、今回はできればミミッキュの上から殴りたかったためにスカーフ。
耐性もよくてあと投げもある程度しやすく、かたやぶりじしんの通りがものすごくいい環境なので無難に強かった。ブリジュラスに後投げできるのはやはりえらい。
一方、メタモンでみていたムクホークやらクエスバトンやらに関してはつらくなってしまったので、結局どちらがよかったかは怪しい。
ムクホークは当たらないことで対策したはずだったのに普通にバンバンあたってた。
話が違う。
といっても最後2日しか使ってないうえに慣れる前に最終日がきてしまったのであまり語れることがないんですよね…
構築記事みてると最終日に入れ替えて結果うまくいった、みたいなことを書いてる人たまにみかけるけど本当にすごいと思う。
5 選出等
<例>
ミミッキュ、リザードン、ウルガモス:ウインディ
ブリジュラス、ゲッコウガ:ズルズキン
このあたりの必須枠から考えていって、残りをできるだけ広く戦えるポケモンを入れるイメージ。
ズルズキンがミミッキュが苦手なため、迷ったら安定してミミッキュの上をとれるキュウコンをいれると無難に回せるイメージ…
なんで安定してミミッキュの上をとれるのがキュウコンしかいないんですか???
ちなみにズルズキンはフェアリー4倍弱点ではあるものの、特化珠ミミッキュのじゃれつくも威嚇2回入れれば確定耐えするため、1発耐えて皮をはがすくらいはできたりします。
一応。
6 最後に
正直なところ「まあもうええか時間経っちゃったし…最後勝ちきれなかったし…」と思っていましたが、Youtubeでメガシンカ強化案をテーマにした動画を見てたところメガズルズキンのところで既に取得しているつるぎのまいが強化案として上がっているところをみてしまってですね…
「こんなに知られていないなら、これは今更だけどズルズキン軸の記事を公開する意味もあるか…?」と思い、ようやく書き始めた流れです。
実際、メガズルズキンはSが遅いので3タテこそ難しいものの、威嚇2回撒きは相当に強いし、弱点つかれない相手なら物理特殊問わずに殴りあえるのでかなり使いやすいと思います。
なんでこんなに使われてないんだろう…他の格闘メガがもっと早くて火力の高いポケモンが多いからですかね?
ブリジュラスやらゲッコウガ、サザンドラグロスに困ってる!って人は一度使ってみてはいかがでしょうか。
カスタム性能も高くて使っていて楽しいポケモンだと思います。
ここまで御覧いただきありがとうございました!
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