ライコウやメガフシギバナ対策に : 物理ヌメルゴン育成論。

シーズン4のパーティがいまだ決まらないととですこんにちは。
5世代統一意外ときついぞ…？

今回は6世代の600族、ヌメルゴンに焦点をあてていきたいと思います。

その特殊耐久はＨに140振るだけでおくびょうサザンドラのりゅうせいぐんを確定耐えするレベル。すっげえ。

そんなヌメルゴン、シングルでは基本的に特殊型が多いようです。

物理技でもっとも多いじしんで22.0％、残りはぜーんぶ特殊技。

特殊技レパートリー多いですもんね、実際特殊型は強い。

でもヌメルゴン、Ａも100あるのです。せっかく100あるのに使わないのはもったいない！

今回は6世代統一パで使用した物理ヌメルゴンの詳細記事となります。

1.型紹介。

6世代統一の記事で既に公開してますけど、もう一度ご紹介。

Ｈは耐久確保のため252振り

ＳはＦＣロトム意識のバナ意識で実数値109までＳ振り。

残りを全部Ａに振ってます。

ラムのみはライコウ、クレセリア、ポリゴン2、ヒードラン相手のどくどくやでんじはを1度回避してじしんなりどくどくなりを入れるために採用。

地味にロトムの鬼火なんかもあたることが多く、悪くなかった。

2.具体的な仮想敵と対処法。

前の記事では仮想敵・役割相手だけあげて、具体的な対処やダメージ計算はめんｄ…スペースがありませんでした。

なので今回は主な仮想敵・役割相手への具体的な対処法やダメージ計算、まとめてみた。

各計算で確2以上は赤色、確4以下は青色で表示しています。

対ライコウ

◇攻撃面

　　Ｈ220ライコウ

• じしん：　64.2～76.6％　確2
• げきりん：　58～68.9％　確2

　

　　Ｈ無ふりライコウ

• じしん：　75.1%～89.6%　確2
• げきりん：　67.8%～80.6%　確2

◆防御面

　　おくびょうＣ無振りライコウ

• めざめるパワー氷：　21.8～26.6％　乱4
• 10まんボルト：　12.7～14.5％　乱7

　　おくびょう瞑想1積Ｃ無振りライコウ

• めざめるパワー氷：　33.9～40％　確3
• 10まんボルト：　18.1～21.8％　乱5

　　おくびょうＣ252眼鏡ライコウ

• めざめるパワー氷：　34.5%～40.6%　確3
• 10万ボルト：　19.2%～22.8%　乱5
• ボルトチェンジ：  14.7%～17.7%　乱6

◆雑感

　特殊型だと身代わりでりゅうせいぐんスカされたり瞑想積まれたりで起点にされるところを、物理型なら突破できます。

　こっちのじしんは確2、逆に相手の攻撃は急所じゃない限り確3以上、どくもラムで無効。

　眼鏡ライコウに交代読みめざ氷を決められない限り、あとだしからライコウを対処できます。

　

プレッシャーのせいでＰＰが削られすぎるのだけがつらいので、相手の守るターンにうまく他の技をあてていきましょう。

対フシギバナ

◆攻撃面

　
Ｈ252メガフシギバナ

• げきりん：　40.1～47%　確3
• じしん：　22.4～26.7%　乱4

　　そうしょく発動時（Ａ+1時）

• げきりん：　59.3～70.5％　確2
• じしん：　33.1～39.5％　乱3（99.98％、ほぼ確3）

◇防御面
　
ひかえめＣ252メガフシギバナ

• ヘドロ爆弾：　26.3～31.9%　確4
• ギガドレイン：　無効
• やどりぎ、ねむり粉：　無効
• めざめるパワー炎：　6%～7.1%　乱15

◆雑感。

　特殊型だと眼鏡りゅうせいぐんでも粘られるところを物理なら突破できる芽がでてきます。
　そうしょくをなめて安易にねむりごなを使ってるくる相手をボコボコにしよう！
　
　といっても草食発動してない状態では基本的には打ち負けます。
　逆に草食発動させてしまえばげきりんがどの型でも大体確2発内に入るので、何とか立ち回りで草食わせるべし。

対ヒードラン

◆攻撃面

　　Ｈ252ヒードラン

• じしん：　94.9～113.1%　乱1（68.8%）　ちなみにＡ236振りから確1。

　　そうしょく発動時（Ａ+1）

• じしん： 143.4～169.6%　確1
• げきりん：　31.8%～37.8%　乱3（93.8％）　みがわり確定破壊

◇防御面
　　　ひかえめＣ252眼鏡ヒードラン　

• オーバーヒート：　29.9～35%　乱3（20.2％）
• ラスターカノン：　37～44.1%　確3
• りゅうのはどう：　 52.7～62.9%　確2

　　おくびょうＣ無ふりヒードラン

• ふんえん：　10.6～12.1%　乱9
• マグマストーム：　12.6%～15.2%　乱7

◆雑感。
　　特殊型だと有効打ありませんが、物理だと逆にカモに。
　　

　　ラムをもってるおかげで大体あとだしから勝つことができる。

　　眼鏡型だとＨＣベースも多いせいか、上からじしんで殴って無傷で倒せることも。特にどくどくやだいもんじ読みで交代してきたドランは居座ってくれるのでカモれます。

　　今計算し直していてＡ236振りに調整すればよかったとめっちゃ後悔、確1入るのね。。。

対ポリゴン2

◆攻撃面

　Ｈ252ポリゴン2

• げきりん：　34.3～40.6%　確3
• じしん：　19.2～22.9％　乱5

　Ｈ252Ｂ252Ｂ補正ポリゴン2

• げきりん：　22.9～28.6％　乱4
• じしん：　13.5～16.1％　乱7

どくどく：　毎ターンごとにそれぞれ1/16、2/16、3/16、4/16～ダメージ

◇防御面

Ｃ252ポリゴン2

• れいとうビーム：32.4～38.5%　乱3（96.7％＝ほぼ確3）
• トライアタック： 21.3～25.8%　乱4

Ｃ無ふりポリゴン2

• れいとうビーム：26.3～31.4%　確4
• トライアタック：　16.7～20.3％　乱5

特攻上昇時Ｃ無ふりポリゴン2

• れいとうビーム：　 38.5～45.6%　確3
• トライアタック：　25.8～30.4%　確4

イカサマ：　43.6～51.7%　乱2（9％）　

◆雑感

計算の上ではかなーり辛い。

ヌメルゴンは捨て覚悟の上なら裏で倒せるといったところ。

しかしこうでもしないとポリゴン2が6世代統一で突破できなかったのだ…。

どくどく→げきりん→げきりん技を選択したとして、

（いるかは別にして）ＨＢ特化相手だと3ターン後には

1/16+2/16+3/16+約1/4×2＝約87.5％

ポリゴン2のれいとうビームはほぼ確3なので、相手の体力を9割弱削って退場。

後続のポケモンで殴れば一応ポリゴン2は突破できます。

れいとうＢなしでトライアタックの場合はヌメルゴンのみでの突破も可能。

ただほとんどのポリゴン2は初手でんじはかどくどくから入ってくるので（経験則）、もうちょっとヌメルゴン単体での突破率は高いと思われます。

対クレッフィ

◆攻撃面

　　ＨＢ特化クレッフィ
　　じしん：　47.5～56%　乱2 (79.3%)

　　被「いばる」時
　　じしん：　92.6%～109.7%　乱1 (56.3%)

◇雑感。
　ラムをもっていること、および物理型を読まれないためひょいひょいクレッフィがいばるをしてくれるため、Ａ2段階上昇じしんをぶっぱなせる。

いばったあげくラムで回復された上じしんで沈むクレッフィを見るときの爽快感やばい。
だいたいそのあと襷メタモンが出てきて同速勝負に負けるまでが流れ。

※だいもんじについて

だいもんじについて触れてませんでしたが、主にハッサムやナットレイの炎4倍狙い。

Ｈ252メガハッサム：　92.6～110.7%　乱1（56.3％）

Ｈ252ナットレイ：　79.5～95%　確2

かえんほうしゃだとメガハッサムが確2になるのでだいもんじ。
4倍弱点以外には悲しい威力ですけど、あるとないとでは全然違う。

4.仮想敵相手の勝率。

仮想敵選出時相手の勝率はこんな感じ。

ヌメルゴンの選出時勝率が52.4％なので、ポリゴン2以外には働いているといっていいでしょう。

特にクレッフィ相手の勝率は高い。

クレッフィの勝率から感じる神の平等感。

メガフシギバナがちょっと残念な勝率。負けてはいないのだけど、大幅に勝ててもいない。
これはお相手の動きが読みづらいところにも起因してます。
やっぱり草食発動前提なのはちょっとつらかった。

5.まとめ。

物理ヌメルゴン、いかがだったでしょうか。

6世代統一パの記事でも書きましたが、汎用性という面では多少特殊型に落ちるところがあるので、要所要所で使っていくことが必要かな思います。

特にマリルリがひょいひょい出てくる時のヘドロウェーブあったらなぁ感は異常。

眼鏡ヘドロウェーブだったらＨ252マリルリ50％の乱1だぞ出てくんな出てくんな出てくんなぐああああああってことが何度あったか！

ただみんな面白いように特殊を警戒してくれるので、相手の行動が読みやすく使ってて非常に面白い型でした。

相手の裏をかくのが好きな方にはすげーおすすめ。

あとげきりんの時のうごきがかわいい。

ぜひぜひ物理型ヌメルゴン、使ってみてください！