2014年12月31日水曜日

とと&くぼじのレート初心者講座! 第5回:実際に対戦してみよう!


⓪とと&くぼじのレート初心者講座って?


とと: とと&くぼじのレート初心者講座!は「ストーリーしかやってなかったけど、なんだかレート対戦も面白そう!でもどうすればいいの?」って人向け対談形式のレート紹介記事です!

今回は第5回「実際に対戦にしてみよう!」です。

以下が過去記事になります!
興味あるって方いたらよろしくお願いします!


【過去記事】
とと&くぼじのレート初心者講座!   第1回:レートとストーリーのちがい
とと&くぼじのレート初心者講座!   第2回:対戦用ポケモンって?
とと&くぼじのレート初心者講座!   第3回:パーティを組んでみよう!



①はじめるよとコメント返信


とと: こんにちは、奈良にいって鹿と戯れてきたととです。

かわいい。


くぼじ: こんにちは、くぼじです。私は、先日メガトーキョーに行ってきました!



とと: おお、メガトーキョーいいないいな

くぼじ: いいでしょ~

とと: 東海民のわたしには遠いのだ…ポケセン名古屋で我慢

くぼじ: ラフレシアグッズあったので私はほくほくでした。ととさんも買ってください。

とと: 名古屋でも目撃情報があるから買えるぞ!

くぼじ: よし、じゃあ今回のコメ返信のコーナーにいきまっしょ

とと: はいはいーまず1つめ
とと: 前回の4回目の記事のコメント欄に書いてくれた質問です

コメントしてくれた方
「ポケモンはXYからプレイして、ORASで少し本格的に対戦で勝てるようになりたいと思い始めた所なので、こちらのブログの初心者講座は大変分かりやすく参考になります。

特に第3回のパーティー構築の記事は何度も読ませて頂いてます。

その記事内で、『ガルーラを止めてくる代表格といえばエアームドやクレセリア』という事が語られていますが、このように、○○に対して●●が出てくるというのが分からず、構築してる最中に悩んでしまっています。

wiki等で調べようとすると、色々なポケモンが出てくるので具体的に何が代表されるのかが分からないといった感じで…

このようなのは経験に基づく物だと思うので、やはり本当に初心者が勝てるようになるには、最初は好きなポケモンを使わず、テンプレと言われるパーティーを最初に組んで対戦数を重ね、考察した方がいいでしょうか?

対戦ゲームはキャラ愛でプレイしてるタイプなので、出来れば好きなポケモンを活躍させたいと思ってるのですが。。。」

とと: コメントありがとうございます!

くぼじ: ありがとうございます!

とと: 記事を何度も読んでるってとことか参考になるってとこで嬉しさでやばい。
とと:こういうコメントもらえるとすっごい嬉しくなりますね。
とと: これについての返信は私はすでに第4回のコメント欄でお答えしています。一応それをそのまま載せますと

とと:
「コメントありがとうございます!

ご質問は「どのポケモンに何が受けとして出てくるかがわからない。どうしたらわかるのだろうか。最初は何に対して何が出てくるかを覚えるためにもテンプレを使ったほうがよいのか」ってことですね。

長くなりますがご容赦ください。

まず前半の「どのポケモンに何が受けとして出てくるかをどうやって覚えるか」ということですが、これに関しては対戦数を重ねるのが一番なのかな、と思います。

私も対戦始めたころは頑張って調べようとしてたんですが、ぜんぜんわかんないんですよね。
例えばガブリアスを倒そうと思った時に、ダメージ計算ってよくわかんないし、そもそも何を覚えてるかとか性格とか何が多いかわかんないし…って。

実際、今のわたしでもパーティ作ったあとに「こいつ倒せると思ってたけどムリだった」「あれ?意外といけるじゃん」みたいなことはすっごいあるんです。
最近だと鬼火ファイアローでクレセリアを倒せるとは思ってなかったし、ふうせんギルガルドなら霊獣ランドロスに勝てるじゃん!って思ってたり。

「一見は百聞にしかず」という言葉がありますが、情報収集より実際対戦重ねてわかることもあります。

対戦数以外だと、PGLのポケモンランキングでしょうか。
今どんなポケモンがどんな性格やどんな技をもっているかを調べることができます。
http://3ds.pokemon-gl.com/battle/oras/

その中でよく使われてる技だけを考えていくって手はあると思います。

ほかだと質問者さんも言われてるウィキですね。
特に強いポケモンの技欄と型のところは目を通しておくといいかもしれません。
ただマイナーなポケモンだと、型の説明で「こいつでこいつが倒せます!」って書いてあっても「それじゃ勝てないですよ?」ってことがあるので、あんまり信用しすぎないほうがいいかも…

あとはニコニコ動画とかにあがってる対戦動画を見ることですかね。
対戦を直に見ることで、他の人がどう考えて対戦してるのかってわかるのはすごい重要。
普段聞けないですからね、他人の考えって。
ただもちろん動画で話してることが常に正しいわけではないので、そこは注意が必要。

ただ効率がいいのはやっぱり対戦数を重ねることだと思います。
最初はフリーでもいいので潜ってみて、何度も対戦してみるのが一番です。
対戦した結果、なんかこいつに勝ててないぞ〜っておもったら、まずそいつになんで弱いのかを考えて、その原因を克服することができるのを考えて、入れてみる。
最初のうちはその繰り返しでもいいかもしれません。


次、後半。「テンプレを使ったほうがいいでしょうか」のところです。

これの答えにはいろいろあると思います。
たぶん人によっては「対戦するなら強いのを使うのは当たり前」と答えるでしょうし、実際それも間違っていません。
「勝つために対戦をする」という前提なら、強いポケモン、つまりテンプレ構築を使ったほうが当たり前ですが勝ちやすいです。

そしてテンプレ構築を使う利点としてもう1つ、「パーティが完成しているので、反省するときにプレイングを主に反省することができる」という点です。

例えば自分で1からパーティを作ったとしましょう。
がんばってがんばって考えて、完璧にうまくパーティできた!さあ対戦だ!
けど実際レートに行ったら全然勝てなかった!
さあ、どうしよう。

この場合、問題点として

  • ①パーティ自体がうまくいっていないこと。
  • ②選出がまずいこと
  • ③実際のプレイイングがまずいこと

の3つがあげられると思います。

これがテンプレパーティ、つまりもう既にできていて多くの人がある程度の結果を残しているパーティだと、「①パーティ自体がうまくいっていない」可能性がとても低くなりますよね。
「多くの人が同じパーテイを使って勝てているのだから、ちゃんとある程度勝てるようなパーティになっているだろう」という理屈ですね。
もちろんそれでもパーティを考えることは必要ですが、大きな反省する点を②③を中心に考えていくことができるのです。

ただ「あ、じゃあテンプレ使ったほうがいいのか」…と言われると私は必ずしもそうは思いません。
ちょこっと私自身の話をしますと、わたしBW2までは対戦はほぼフリーだけでした。
だいたい好きなポケモンで適当に潜ってて、レートにたまにいっても1勝できたらすっごい喜ぶって感じ。

最初に育てたポケモンは陽気AS極振り、2Vのバタフリー。
技構成はねむりごなとんぼがえりつばめふきとばしで、「眠らせて吹き飛ばせばすごく強くない?」ってすっごい素人っぽい考え方で作って、結果ぜんぜん勝てませんでした笑

それがXYになって、なんとフリーでは禁伝説が解禁、勝敗もつかないって仕様に。
なんだ…じゃあレートなら勝敗つくしレートにいこう、って思って今に至ります。
だから私にとってレートは「勝ちに行く場」ではあるんですが、同時に「好きなポケモンを使う場」でもあるんです。

今でもシーズン1のハリテヤマ、シーズン6のモジャンボ、シーズン2や今のシーズン7で使ってるドククラゲみたいにBWの時にフリーで使ってたポケモンも多く使ってたり、シーズン3のカロス統一みたいに統一パとかやってる原点はそこにあります。

今回質問者さんは「対戦ゲームはキャラ愛でプレイしてるタイプ」「好きなポケモンを活躍させたい」とおっしゃられてます。
それなら無理にテンプレを使わずとも、好きなポケモンを使っていっていいんじゃないかなーと私個人は思います。

好きなポケモンで固めるのか。
好きなポケモン1体にして、そのポケモンを活躍させるために残りは強いポケモンで固めるのか。
匙加減は人それぞれかと思いますが、好きなポケモンがいるのなら、まずはその子中心にがんばってみてもいいんなじゃないでしょうか!」

とと: 長い()

くぼじ: 意見としては経験を重ねるのが一番だと私も思います!
くぼじ: こちらの選出に対してどういう子が出てきやすいなどはやっぱり対戦の中で学ぶことが多かったと私は今までやってきて感じています。
くぼじ: また、好きなポケモンで勝ちたいという気持ちも大切だと思いますし、そのほうが楽しいってことも分かります。
くぼじ: そのためにも、「勝ち方を知る」という意味でもいわゆるテンプレというもので経験を積むということが多少は必要なんじゃないかな?という私の考えです!
ラフレシア入りで私もがんばってるよ!(宣伝)

とと: ラフレシアかわいい





くぼじ: チアガール

とと: ライボルトはチアガール
とと: 私は6世代統一の時とか1500戦とかしてましたしね、シーズン3

くぼじ: 明らかに多い()
くぼじ: やっぱり数たくさんやってくのが一番なのかも?しれませんね~


とと: じゃあ次いきましょうか。2つめの質問!

質問してくれた方
「めざめるパワーを厳選する場合は、どのような順番で厳選を行うべきなのでしょうか」



めざめるパワーがあると攻撃範囲がぐっと広がります。


とと: 質問ありがとうございます!

くぼじ: ありがとうございます!!

とと: めざパ厳選は難しいですよね。

くぼじ: 正直やりたくない(本音)

とと: 求められる個体値が特殊なので、単純にV同士をかけあわせて終わる厳選とはちょこっと手間が増えてきます。
とと: 例えばめざ氷だったらV☓UVVVとかが理想になってくるので、Uの部分を厳選するのがとっても大変ですね
とと: Uは同じタマゴグループまたはメタモンを使うのが一般的です。

くぼじ: 順序としては、
せいかく→個体値偶数部分の準備・その箇所の遺伝→あとは目標の個体値が出るまで厳選!

⑥のところに偶数箇所の遺伝、が追加されるわけですね。


という流れですかね・・・?

とと: それで目標の個体値が出たらめざパ判定人のところにいってめざパを判定します
とと: ORASではヒワマキのおばあちゃんがめざパを判定してくれます。

ヒワマキシティの民家の中にいます。


とと: 厳選は難しいですが、その分の活躍はしてくれると思いますよ!

くぼじ: よっしゃ、返信コーナーおわり!今日の本題!
とと: 今日の本題は「実際に対戦をしてみよう」です!
とと: ついに対戦ですよ!!!

くぼじ: やっとだー!!!(血涙)

とと: 今までの4回はこのためにあったといっても過言じゃない!


②選出をしてみよう



◆1 相手のパーティを考察してみよう


とと: 対戦部分と一口にいっても「選出」「立ち回り」の2つの部分にわかれます。
とと: まずは選出から考えていきましょう!
とと: 選出するときにまず考えるのは「相手がどんなパーティなのか」を知ることです!
とと: 例を出してみますしょう!
とと: そしてくぼちゃんに答えてもらいましょう!

くぼじ: !?

とと: くぼちゃんのトレーナーとしての実力が問われるとき!
とと: 第一問

カバルドン
ルカリオ
カイリュー
ポリゴン2
シャンデラ
エルフーン




とと: これはどんなパーティでしょうか!ちなみに私が実際レートで使われたパーティです!(TNは伏せます)
とと: 正解はないのでよかったら一緒にこのパーティはどんなパーティか考えてみてください!


くぼじ: これは「カバルカカイリュー」でしょう!
カバルドンで起点を作ってルカリオとカイリューでぶんなぐる組み合わせだとおもいます!
くぼじ: ルカリオを倒すポケモンがまたカイリューの起点になったりして強いです(こなみ)

とと: カバルカカイリューは一種のテンプレート的な構築ですね。
とと: カバルカカイリューで使われるカバルドン、ルカリオ、カイリューは基本の技構成がありますね。
とと: カバルドンはステロあくびじしん+α

カバルドンテンプレ


とと: ルカリオは積み技+先制技+格闘+α
とと: 物理なら剣舞インファイトしんそくバレパンアイアンテールじしんかみくだく冷パン
とと: 特殊ならわるだくみしんくうはきあいだまはどうだんラスターカノンあくのはどう,
あたりが多いですね

ルカリオテンプレ 


とと: カイリューはりゅうまいしんそくげきりんじしんあたりがテンプレでしょうか

カイリューテンプレ


とと: もちものはカイリューは珠、カバルドンはオボン、ルカリオはメガが一般的ですね
とと: カイリューはいのちのたまをもっていると、りゅうのまい後のじしんでギルガルドを1撃で倒すことができます。
とと: 残り3体はどう思います?

くぼじ: 相手のエースを倒すポリ2、ポリ2で麻痺まいてちいさくなる(可能性がある)シャンデラ



くぼじ: あとは、相手の起点潰しにアンコール持ったエルフーンあたりでしょうか?(わからない)


アンコールの搭載率は83%。多い。


とと: ポリ2シャンデラって並びは有名ですもんね。
とと: ポリ2で麻痺を巻いて裏のシャンデラでちいさくなる
とと: エルフーンは…なんだろ…(わからない)

とと: 正解はわからないですが、だいたいこんな感じで相手のパーティを予想していきます。
とと: もちろん予想を外すこともありますけど、相手のパーティを予想していくことで自分が何を選出していくべきかの手がかりになります!
とと: さて、では次の例にいきましょう!

とと: 第2問
カバルドン
チルタリス
バシャーモ
サンダー
ゲッコウガ
ナットレイ





とと: さて、今度はどう?

くぼじ: これはバシャナットサンダーでしょ!
3体で相性の補完がほぼできていて、ナットレイトとサンダーで相手を削りながらバシャーモで抜いていく組み合わせですねきっと。

とと: サイクル戦の有名な並びですね。

くぼじ: 他にもさっきのカバルドンと同じで、起点作ってチルタリスでえいやーってやる風にも見えますね。



とと: チルタリスは物理特殊どちらもありえますけど、そうなると物理が濃厚ですね。
とと: 私はバシャはばかぢからフレドラまもる+攻撃技とみましたけど、くぼちゃんはどうですか?

くぼじ: 私はバシャがめざ氷持ってる両刀型かも~?って思いました。実際どうなんだろう()

とと: ボーマンダが威嚇+炎格闘半減なので、珠めざ氷搭載ってのは最近よくみますもんね
とと: どうなんだろ
とと: ゲッコウガはダストシュートもってそうですね
とと: もし相手にニンフィアがいてめざ炎もってると、ゲッコウガがダストシュートもってないとツライ

今作で習得したダストシュート。
フェアリーに大打撃。

とと: ゲッコウガはニンフィアに対してA無振りダストシュートだと珠をもっていないと43.8%の確率でしか1回で倒せません。
とと: それか物理ゲッコウガですかね…?完全な物理ゲッコウガはほとんど見ない気がしますけど…
とと: ゲッコウガ珠だったらバシャーモはおそらくメガですね(ととメモ:道具被りを考える)

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ととメモ:道具被りを考える

相手のパーティを考察する時、相手の道具を考えることも重要です。
こだわりスカーフやめがね、襷、とつげきチョッキ、たべのこしなど、もちものによってどのポケモンでどのポケモンが倒せるかは大きく変わってくるからです。
ガブリアスの持ち物がスカーフかいのちのたまなのかで、ラティオスでガブリアスを倒せるかどうかはかわってきますよね。

アイテムを予想するための手がかりとして「道具被りがないか」を考えることが1つあげられます。
例えば1つめのパーティでいうと「シャンデラのたべのこし」と「エルフーンのたべのこし」、2つめのパーティでいうところの「バシャーモのいのちのたま」「ゲッコウガのいのちのたま」です。

バシャーモとゲッコウガの例をもうちょっと深くみていきましょう。

ORASに入ってから、命の珠バシャーモの数が増えました。
バシャーモのいのちの珠めざめるパワー氷でメガボーマンダを倒すことができるからです。
ただし命の珠がなければメガボーマンダを倒すことができないため、基本的にはめざめるパワー氷を使用する両刀型の際には珠をもたせることが多いです。


PGLにも2番めに多い道具として入っていますね。 

対してゲッコウガも命の珠を採用することが非常に多いポケモンです。
上記にも書いてありますが、命の珠がないとニンフィアを確定で倒しきれないため、ダストシュートを使用する場合は命の珠を採用する場合が多いと思います。

ゲッコウガの一番多い道具はいのちのたまになってます。


ここまでをみていくと、ゲッコウガとバシャーモどちらにもいのちのたまをもっている可能性はありそうです。
しかしレート対戦では「パーティの中で同じ道具をもたせることはできない」という原則があります。

つまり今回も、どちらかは珠で、どちらかは別の道具をもっているわけですね(もちろんどちらもいのちのたまをもっていない可能性もありますが。)

さて、では今回はゲッコウガとバシャーモどちらがいのちのたまをより持っていそうでしょうか。

そのためにはまず「このパーティがメガボーマンダに弱そうかどうか」を検討してみましょう。
なぜ「メガボーマンダ」なのかというと、今増えているいのちのたまバシャーモの採用理由が「めざめるパワー氷でメガボーマンダを倒す」ってことが1つあり、逆に言えばパーティの他のポケモンでボーマンダが対策されていそうならバシャーモにめざめるパワー氷を搭載する理由の1つが減るからです(他にはグライオンを倒せる、受けループに強い、ギルガルドをオーバーヒートで倒せるなんてこともあるので、ギルガルドに強いかどうかなどからみてもいいと思います)。

さて、そういう視点でざっと見ていくとパーティにサンダーとゲッコウガがいることがわかります。
サンダーはボーマンダのすてみタックルを半減でき、かつめざめるパワー氷で倒すことができる。
ゲッコウガもメガボーマンダより早く氷技で攻撃ができ、比較的有利なポケモンです。

ゲッコウガの倒したポケモン2位にボーマンダ。

サンダーの倒したポケモン3位にボーマンダ。


したがってボーマンダ対策は他でしっかりとっていることがわかります。
ちなみに「ギルガルドに強いかどうか」という視点でみても
  • 「後攻じしんを使えるカバルドン」
  • 「りゅうのまいじしんやはねやすめがあるチルタリス」
  • 「後攻はたきおとすややどりぎがあるナットレイ」
  • 「一致弱点をつけるゲッコウガ」
とそこそこ対策できていることがわかりますね。
ただ珠バシャーモには「ラッキーグライオンなどの受けループに強い」などの面もあるため、これだけではちょっとまだ弱い…

そこで2つ目の理由。
「バシャナットサンダー」で使用されるバシャーモの場合、基本的にはメガバシャーモで使用されることが多いということがあげられます。
バシャナットサンダーはサイクル戦意識の組み合わせのため、耐久が低めなバシャーモも交代から出して戦わせることが多いパーティです。
そこにいのちのたまをもたせると、ただでさえ耐久が低いのにさらに攻撃するときにもダメージが入り、バシャーモの消耗が激しい。
それに対しメガバシャーモはバシャーモより耐久も火力も高く、また攻撃する際にもダメージを受けないなどでいのちのたまバシャーモよりサイクル戦向けの性能になっています。

以上
  • 「他でボーマンダ対策がとれている」
  • 「バシャナットサンダーに組み込まれている」
ことからバシャーモはメガバシャーモかな?と考えられます。
…たぶん(小声)


あくまで予想ですけどね。


結果としてもちものは「バシャーモにメガストーン」「ゲッコウガにいのちのたま」である可能性が高いと考えられるのです。

そこまで考えられたら、
「どちらもメガストーン持ちなら、バシャーモとチルタリスが同時選出されることはないんだな」
…みたいなことも予想できることかと思います。

もちろん実は全然そんなことなくてバシャーモがいのちのたま、ゲッコウガは襷…なんてこともあるかもしれないですが、こうやって道具を予想すると結果としていろんな情報を得ることができるのです。


正直ここまでを選出時間中に考えるのは難しい(私もだいたい無理だしやっても外すことも多い)です。
でももし余裕があったらやってみてください。
すごく戦いやすくなると思います。

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くぼじ: ・・・っていうことを、見せ合いのはじめの段階である程度汲み取ることが必要なんじゃないかなと思われます。

とと: そのためにはポケモンの型や有名な組み合わせを知っておく必要があります。
とと: 相手のパーティ見てから調べているのだと時間が足りなくってしまいますから…

とと: じゃあ第3問! 
ガルーラ
リザードン
カイリュー
カイリキー
ピクシー
メタモン





とと: 初代パですね!
とと: さてこれはどうでしょうか、初代パ使いのくぼちゃん

くぼじ: まずは、メガポケモン候補が2体いることに注目しました。(ととメモ:なんでメガ枠考察?)
くぼじ: ガルーラとリザードンですね。
くぼじ: んで、リザードンがXなのかYなのか・・・っていう判別もパーティを見て判断します。
くぼじ: このパーティだと、物理ポケモンであろうポケモンがガルーラ、カイリュー、カイリキーなのと特殊ポケモンであろうポケモンがピクシーのみだと考えられます。
くぼじ: メタモンは例外として、特殊ポケモンが明らかに少ないという点からリザードンがYなんじゃないかな・・・?っていうとこまでは推測できそうです!



パーティの特殊物理の比率からYだと予測


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ととメモ:なんでメガ枠考察?





メガ枠を考察することは、他の道具を考察することよりもうちょっと重要度があがります。
なぜかというと、「メガシンカできるのは対戦中1回まで」というルールがあるからです。
これは非常に重要なルール。

例えば2つめのパーティのチルタリスとバシャーモ、今回のガルーラとリザードン…みたいにメガ進化枠のポケモンが2体以上いる場合、どちらかが選出されればもう1体は選出されないことが確定するからです。

今回なら選出段階で「相手はリザードンを選出する」と予想がついた場合ガルーラへの警戒度をかなり下げることができますし、また実際対戦に入ったあとにリザードンが出てきたら、裏にガルーラがいないことが判断できる。

そのため選出画面に入ったら基本的にメガシンカ枠から注目するほうがいいように個人的には思います。
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とと: 1つ目の例のときはカイリューは珠りゅうまい濃厚でしたが、今回はどうですかねー?

くぼじ: 珠よりはハチマキなのかな~ってパッと見の印象ですね。
くぼじ: 正解がないので分からないですけど、コンスタントに火力の出せる鉢巻のほうが優先されるんじゃないかな?って思いました。
くぼじ: んで、パーティ内で一番Sが高いのがメガガルーラとリザードンの100族なので、高速アタッカー対策にメタモンがスカーフを持ってるんじゃないかな~?とも思いました!

とと: メタモンがスカーフじゃないとゲンガーに弱そうですもんね(ととメモ:◯◯に弱そうだから〜の読み)

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ととメモ:◯◯に弱そうだから〜の読み





相手のパーティが何に弱いか、を考えていくのも重要です。
2つめのパーティでいう「ニンフィアに弱そう」、今回のパーティでいう「ゲンガーに弱そう」などですね。

相手ももちろんそれはわかっているので、なんらかの対策を講じていることが多いです。
なのでそこから相手のパーティの技構成やもちものを予想することもできます。
例えば今回くぼちゃんがメタモンのスカーフを予想してるみたいなことですね。
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とと: こんな感じで、最初に相手のパーティをメガ枠や道具枠、物理特殊の割合、相手の型、パーティの軸、そんなところからパーティを考察していきます。


◆2 自分のポケモンを選んでみよう


とと: さてこんな感じで相手のパーティを考察したあとに、いよいよ自分が使うの3体のポケモンを選びます。
とと: 選出時間、つまり相手のパーティが表示されてから実際に対戦にいくまでの時間が1分半なので、ここまでの相手のパーティの考察は60秒くらいまでですませられるのがベストだと思います。
とと: 相手のパーティの考察を踏まえて、その戦術を詰まないように自分のポケモンを選んでいきます。
とと: とりあえず1つの例としてシーズン7のわたしのパーティをあげて、どうやって選出していくかを考えてみましょう!
とと: シーズン7で使っているパーティが
ライボルト
バルジーナ
ギルガルド
ドククラゲ
ニンフィア
ラグラージ
ですね!



ライボルト メガストーン CS252 10まんボルト ボルトチェンジ めざ氷 かえんほうしゃ
バルジーナ ゴツゴツメット HBちょっとS振り イカサマ どくどく ちょうはつ はねやすめ
ギルガルド ふうせん HAC シャドーボール せいなるつるぎ キングシールド かげうち
ドククラゲ くろいヘドロ HCBS ねっとう ヘドロばくだん アシッドボム ミラーコート
ニンフィア めがね HC ハイボ めざ炎 シャドーボール サイコショック
ラグラージ ラム HAちょっとB たきのぼり じしん ゆきなだれ どくどく

とと: ざっくりとこんな感じです!

くぼじ: じゃあ、相手のPTを例として挙げて、ととさんに選出考えてもらいましょう。。

とと: !!? え、今回そういう感じなの?

くぼじ: じゃあ、まずは先ほど例に挙がったパーティにしましょうか。
カバルドン
ルカリオ
カイリュー
ポリゴン2
シャンデラ
エルフーン




とと: 考察はさっきしてあるので、それを元に選出を決めていきましょう。
とと: さっきの考察をまとめると

カバルドン オボン ステロ あくび じしん なにか
カイリュー いのちのたま りゅうのまい げきりん しんそく じしん
ルカリオ メガ 積み技 格闘技 先制技 なにか
ポリゴン2 きせき でんじは じこさいせい なにか なにか 
シャンデラ たべのこし? ちいさくなる型?
エルフーン ????

とと: シャンデラはスカーフやめがねのアタッカーの可能性もありますね。
とと: エルフーンはわからない()
とと: エルフーンはたべのこしのやどみがムーンフォースなにかが多いですが、たべのこしをエルフーンがもっていくと、シャンデラがちいさくなる型でなくアタッカーということになりますね(ととメモ:道具読被りを考える)

とと: ここまでを踏まえて考えていくと、ラグラージが刺さっているように思えますね(ととメモ:まず何が相手のパーティ刺さっているか考える)
とと: カバルカカイリュー軸で来られると、ラムをもっているためにカバルドンを無傷で突破することができます。
とと: そのあとにルカリオがきてもじしんで倒せます。


ポリゴン2はダウンロードでなければ
シャンデラはエナジーボールがなければ
それぞれいい勝負になります。


そしてカバルカカイリュー軸に限って言えば3体のうち2体に強く
カイリューもマルチスケイルさえ潰れていればそう悪くはありません。


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ととメモ:まず何が相手のパーティに刺さっているか考える

自分の選出を考えるとき、まず最初に相手のパーティに何が刺さっているかを考えます。
相手のパーティを考察した結果、自分のパーティの中にいた「この相手のパーティなら活躍できそうだ」ってポケモンのことですね。

残り2体も決めていく必要がありますが、まず1体を決めることで残り2体も決めやすくなります。
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とと: 問題はカバルカカイリューじゃない選出をされた場合です。
とと: ポリゴン2ならどくどくから先手たきのぼりで怯ませて…みたいことができますが
・初手シャンデラがエナジーボールをもっていた場合
・初手がエルフーンだった場合
この2つが非常に辛くなります。



カバルカカイリューじゃない場合、安定して勝てる相手がいません。


とと: そのためエルフーンとシャンデラにあとだしができるポケモンが欲しいです。
とと: そのためドククラゲを2体目にもっていきます(ととメモ:苦手なポケモンを後続でカバーしよう)
とと: ドククラゲだったらエルフーン、シャンデラには勝てます。
とと: ルカリオの格闘鋼の攻撃はどちらも半減できます。ただし火力は足らないので、積みの起点にはなってしまいます。
とと: カバルドンも上からねっとうで攻撃できますが、相手の攻撃も抜群。
とと: カイリューも一応先手で攻撃することができますが、ルカリオと同じく積みの起点になってしまいます。


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ととメモ:苦手なポケモンを後続でカバーしよう

最初に相手の強いポケモンを決めた後は、そのポケモンが苦手な相手に強いポケモンを考えていきます。
相手のポケモン6体全員を1体で倒せる、ということはそう多くありません。
刺さっているポケモンでもなにかしら苦手なポケモンが相手のパーティにいるはず。

その苦手なポケモンをカバーするように2体目、3体目を考えていきます。
できれば後出しがきくポケモンのほうがよいですね。

この繰り返しで自分の選出を決めていきます。
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とと: さてラグラージとドククラゲの2体を考えたときにツライのはなんでしょう
とと: カバルドンとエルフーン、シャンデラ、ポリゴン2はラグラージとドククラゲで倒せるので、ツライのはカイリューとルカリオになります。

ドククラゲを追加。
シャンデラ、エルフーンには勝てるようになった。
ただカイリューに弱いし、ルカリオもちょっと重い。

とと: なのでこのカイリューとルカリオに強いギルガルドをもっていきます。
とと: ふうせんガルドなので、カイリューの攻撃技のしんそくとじしんが無効、げきりんも半減できます。
とと: カイリューのりゅうのまい1回積んだ状態のげきりんをギルガルドは確定で耐えてくれますし、シャドーボール+かげうち+いのちのたまのダメージでカイリューは突破することができます
とと: ルカリオ対しても物理型のインファイト無効、じしん無効、しんそく無効、バレットパンチアイアンテール半減ですし、こちらはせいなるつるぎ+かげうちで倒すことができます。
とと: 特殊型でもわるだくみあくのはどうでも耐えますし、はどうだんきあいだましんくうはは無効、ラスターカノンは半減なので後出しからでも十分倒すことができます。

ギルガルドを追加。
ルカリオとカイリューに勝てるようになったことで
相手パーティ全員に対処できるようになった。


とと: 理想の展開としてはカバルドンをラグラージで倒して、カイリューが出てきたらギルガルドに変えてカイリューを倒す、最後のルカリオをラグラージが倒す、という流れでしょうか。
とと: ラグラージはステルスロックのダメージが入っていてもきあいだまを確定耐えしますので、対面からなら急所にあたる以外なら勝つことができます。
とと: よって選出はラグラージ・ギルガルド・ドククラゲかなーとおもいます。

くぼじ: こちら側のパッと見だと、ラグラージが起点作ってサイクル回されそうなのでエルフーンは欲しいかなと思いました。
あとは、ガルドが全体としてしんどいからポリ2のイカサマで倒せるかな~と思ってポリ2も決定。
あとはカイリューとルカリオで迷ったんですけどニンフィアを重く見てルカリオの選出かな~?って感じです

とと: こんなかんじですかね!じゃあもう1例いってみましょう!

くぼじ:
ボーマンダ
バンギラス
ファイアロー
ジバコイル
スイクン
オーロット
です!



とと: これはまだ見ていない、新しいパーティですね!
とと: まず相手のパーティの考察をします!!!
とと: メガ枠はボーマンダとバンギラスですね。
とと: ボーマンダはおそらくメガだけどバンギラスどうだろうなぁ…

ボーマンダはほぼメガシンカすることがもちものランキング
からもわかります。
対してメガバンギラスは半分くらい。
バンギラスがどっちかは判断できません。

とと: ゴツメ枠がアローかスイクンですけど、ギルガルドがつらそうなのでスイクンがめいそうっぽいですね。スイクンがめいそうならギルガルドを起点にできます。

スイクンの倒したランキング4位にギルガルドが。
スイクンは比較的ガルドに強いポケモンということがわかります。

とと: そうするとスイクンはカゴ、ゴツメはアローが有力な気がします…

ファイアローのもちもの2位ゴツゴツメット。
鬼火はねやすめ型はある程度いるようです。


とと: オーロットはオボン収穫のやつですね。

オーロットはほぼオボン収穫型とみてよいでしょう。


とと: ジバコはめがねかなー。
とと: ポリゴン2やニンフィアに強いからか、アナライズメガネジバコイルが最近流行っているイメージです。

対クレッフィ特化なピッキングジバコイルってのもいますが、
基本はほぼアタッカーなジバコイル。


とと: こんな感じの考察でいきたいと思います。

とと: これを踏まえて自分のパーティの選出にいきたいと思います。
とと: まず自分のポケモンがどれくらい相手に刺さっているか、つまりどれくらい活躍できそうかをみていきたいと思います。
とと: まずライボルト



とと: ボーマンダは上からめざ氷がうてる、威嚇をいれつつボルチェンができることから比較的有利
とと: バンギラスは厳しいですね。たとえHが無振りのメガバンギラスの型でも10万ボルトで4回は撃たないと倒しきれません。
とと: アローは有利ですね。10まんボルトで1回で倒せますし、ブレイブバードも半減です。
とと: ジバコイルも有利ですね。相手の電気技と鋼技は半減で、こちらはかえんほうしゃがあります。
とと: スイクンも有利です。H252でも10まんで2回で倒しきれます。
とと: オーロットもかえんほうしゃで抜群でとれて先に攻撃できるので、悪くはありません。
とと: ここまで考えるとライボルトはバンギラス以外のほぼ全員に有利であることがわかります。

バンギラスには負けてしまう。



とと: ちょっとツライのがどうしようもならないバンギラス
とと: 一度りゅうのまいをされてしまうとツライボーマンダ
とと: やどりぎ守るで粘られるとめんどくさいオーロット
とと: この3体ですね。

とと: バンギラスにはラグラージが有効です。岩技は半減できますし、先に動いて地面技や水技で攻撃することができます。
とと: ライボルトのボルトチェンジから出せば、威嚇も入っているので大したダメージは入りません。特殊の可能性はなくはないですが。
とと: あとラグラージは威嚇が入っていてもボーマンダをゆきなだれで1回で倒せるので、ボーマンダにも悪くないです。

ラグラージ追加。
ボーマンダとオーロットに少しうすいですね。


とと: あとはオーロットがちょっとツライですね。
とと: オーロットの対策としては
・ハイパーボイスでみがわりを貫通できるニンフィア
・ちょうはつでやどりぎおにびまもるみがわりその他を完封できるバルジーナ
・とくせいヘドロえきのおかげでやどりぎでダメージを与えられるドククラゲ
とと: この3体があげられます。
とと: このうち私はバルジーナを選出します



とと: バルジーナなら対面からボーマンダ、りゅうまい以外のバンギラス、おにびちょうはつ以外のファイアロー、Sを振っていないスイクン、オーロットを倒すことができます。
とと: ドククラゲだと、若干ボーマンダに薄くなります。
とと: 具体的にはドククラゲが場にいるときにボーマンダをだされた場合に裏で受けれるポケモンがいないのでりゅうまいの起点になったり、攻撃されても壊滅してしまいます。
ラグラージやライボルトはあとだしからボーマンダを倒せるポケモンではありません(ととメモ:勝てるにも2種類ある)

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ととメモ:勝てるにも2種類ある




ここの記述をみたとき、「あれ?ラグラージはゆきなだれでメガボーマンダを倒せるんじゃなかったの?」って思われる方もいるかも。
それは間違いではありません。
ラグラージは攻撃されたあとのゆきなだれでメガボーマンダを攻撃が1段階下がっていても1発でもっていくことができます。

ただそれはあくまで対面状態からの話。
対面ってのは、例えば実際にラグラージとボーマンダが場にいて、お互い技を選択できる状態ですね。
それを「ラグラージとボーマンダが対面している」みたいに使います。

それに対してあとだしという言葉があります。
例えば自分はドククラゲ、相手はボーマンダが場にいた状態(ドククラゲとボーマンダが対面した状態)で、自分は交換をしてラグラージを場に出すような場合。
これを「ボーマンダにラグラージをあとだしする」のような使い方をします。

さて、この「対面」「あとだし」の2つからラグラージvsボーマンダをみていきましょう。
対面状態ならラグラージはあいてのすてみタックル(ボーマンダで一番火力がでる攻撃)は確定耐えします。
返しのゆきなだれでボーマンダを倒すこともできる。
つまり体力満タン状態で対面状態からならラグラージはボーマンダに基本的には勝つことができます。

ではあとだしではどうでしょう?
ラグラージをボーマンダにあとだしして勝つためには、交代するときに相手の攻撃を1回受けて、もう1回対面状態になってから攻撃を耐える必要があります。
つまりラグラージが2回ボーマンダの攻撃を耐える必要があるわけですね。

ではラグラージはすてみタックルを2耐えできるのでしょうか。
ボーマンダからラグラージへの1回のすてみタックルのダメージは、だいたい8割〜9割8分入ります。

急所じゃなきゃ耐えます。
けどほとんどギリギリ。

つまりボーマンダのすてみタックルは1回耐えることができても2回耐えることはできません。
したがってラグラージは対面からならボーマンダに勝つことができますが、あとだしからでは勝てないポケモンだということが言えます。

このように「勝てる」といっても「対面状態なら勝てる」と「あとだしでも勝てる」という場合でも意味が大きくかわってきます。
選出画面では勝てると思っても、この「対面」「あとだし」を考慮していないと思うように相手を倒せず、苦戦してしまうことになるのです。
自分のポケモンが対面から勝てるのか、それとも後出しからでも勝てるのか、気をつけて選出する必要があります。

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とと: ニンフィアもありですけれど、同じくボーマンダには弱いことから外します
とと: ニンフィアとは迷うところですが、よりボーマンダに厚くするためにバルジーナを選びました。
とと: バルジーナなら1舞すてみタックルまでなら確定耐えしますし、対面からならボーマンダに勝てます。

バルジーナ追加。
これで全員をみることができるように。



とと: 選出の順番はライボルトが初手、裏にバルジーナとラグラージにします。
とと: 理由としてはライボルトが刺さっていること、たとえ無理なバンギラスが出てきてもボルトチェンジで逃げることができることからです。
とと: こんな感じ!

くぼじ: 私がこのパーティから選出するとしたら、
バンギラス先発で後ろにジバコイルとスイクンになりました。
くぼじ: ライボルトが辛いのでおそらく初手に来ると思って、ライボに強いバンギラス。
くぼじ: で、バンギラスに対して出てくるのが、ラグラージとニンフィアなので、その2体に強めなスイクンとジバコイルを連れて行くことにしました!
とと: なるほど!そうすると

私:ライボルト ラグラージ バルジーナ
相手:バンギラス スイクン ジバコイル

みたいな感じですね!
とと: こんな感じで「相手のパーティを考察する」「それに対しての自分の選出を決める」が選出する際の基本線になります。
ここまでの「選出」の流れを実際の対戦では1分半で行わなければいけません。
相当ツライですが、この「選出」が対戦の勝利を左右するといっても過言ではありません。
とと: 1戦1戦考えて、自分の納得できる選出をできるようにしましょう!



③立ち回りを気にしてみよう!


とと: ②で選出がだいたいどんな感じかわかったでしょうか
とと: この章では選出のあとの立ち回りについて話していきたいと思います!

†1戦目


くぼじ: では、さきほども考察したカバルカカイリューのパーティとの模擬戦バトルビデオを用意したので、そちらと1ターン1ターン共に解説していきます!



とと: こちらがそのバトルビデオになります!

とと: 相手のパーティは
カバルドン
ルカリオ
カイリュー
ポリゴン2
シャンデラ
エルフーン


とと: 私のパーティが
ライボルト
バルジーナ
ギルガルド
ドククラゲ
ニンフィア
ラグラージ


とと: 選出をおさらいしとくと、手前側(私)がラグラージ、ドククラゲ、ギルガルド
とと: 相手側(くぼじ側)がポリゴン2,エルフーン、ルカリオ
とと: この選出になっています
とと: ちなみにあくまで私たちが実際に対戦してみた立ち回りの解説なので、もしかしたらもっといい行動がある可能性は否定出来ないです()

◆1ターン目
とと: とと側はどくどくをうちました。
とと: ポリゴン2に攻撃技は通らないので、耐久が高いポリゴン2にどくどくをいれ定数ダメージで倒すためのどくどくです。

くぼじ: くぼじ側はステロあくび読みでアンコールを持っているエルフーンに交代しました。
くぼじ: こちらはかなりの痛手。エルフーンが役割を遂行できなさそうな状況になってしまいました。

エルフーンはみがやどでの持久戦が得意なポケモン。
どくをいれられるとその持久戦ができなくなっちゃうのです。



◆2ターン目
とと: とと側はドククラゲに交代しました。エルフーンが草技(ギガドレイン)などをしてきたらラグラージは倒れてしまいます。
とと: そのため草技を耐えられるドククラゲに交代します。
とと: ドククラゲならたとえやどりぎを撃たれても、とくせいヘドロ液のおかげで相手に回復をさせることなく負担をかけることができます。

くぼじ: くぼじ側は後ろに通りやすいやどりぎのたねを選択。ドククラゲの後出しまでは読めていたものの、エルフーンがいてもよい展開には持ち込めなくなってしまいました。

◆3ターン目 
とと: とと側はねっとうを選択。
・エルフーンはやどりぎでダメージを受け、どくどくのダメージも蓄積していること
・エルフーンはどくが弱点であること
この2点から交代すると考えました。
とと: どく技をうけにくるのは、どくを半減以下にできるルカリオ、カバルドン、シャンデラ。
とと: そのためそれらに等倍以上ではいり、かつやけども狙えるねっとうが優先との判断です。
とと: 相手はみがわり。ねっとうで身代わりが壊せず、残ってしまいました。

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ととメモ:有利対面の時に交代先を考える

「エルフーンは毒技4倍弱点なんだから、毒技をうてばいいんじゃないの」と思われる方もいるかも。
その考えはもちろん正解です。
実際ここでヘドロばくだんをうっていればみがわりは壊せていて、また有利な展開にもっていけました。
結果論としては失敗ですね。




ただこの場面では交代される可能性も十分にありました。
もしここで相手が毒技を避けるためにルカリオに交代していて、ねっとうでやけどを引ければほぼ勝ちが決まったようなものです。

相手は毒技を読んで鋼タイプのルカリオを交代!
…ってことは大いにありえますよね。


逆に交代されずエルフーンに居座られても、いまだこちらが有利なのに変わりはありません。
ねっとうをアンコールされてカイリューやルカリオが出てきてもギルガルドがいるので問題ありませんでしたしね。

つまりこのドククラゲVSエルフーンという対面は、基本的にとと側有利な対面ということができます。

このように自分が相手のポケモンに対して有利な場合、簡単に言えば「相手の攻撃で落とされず、逆にこっちの攻撃で相手を倒すことができる」場合、相手の交代を読むチャンスです。
仮に交代されなくても有利なままですし、交代されればぐっと勝利に近づくことができます。

もちろんこういう対面の場合常に交代読みすればいいというものでもありません。
まず対面しているポケモンを倒すほうが先決だったり、あるいはりゅうのまいなどの積み技を使われると有利不利が逆転してしまう場合などはまず目の前のポケモンを倒しにいかなければいけません。

いろんな状況によってかわってきますが、しかし他の場面に比べてこの交代読みはしやすいはず。
もしそういう場面になったら積極的に交代を読んでみるのもいいかもしれません。
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くぼじ: くぼじ側はエルフーンに役割がほぼないと判断したので、せめてでもワザが固定できるようにみがわりを選択してとと側が打ってきたワザをアンコールして後続に繋ごうという考えです。
くぼじ: どくワザならもちろんルカリオの起点になりますし、ねっとうでも3割のやけどさえ引かなければルカリオで無理やり剣の舞ができてそのまま抜いていけるのでは?と思案。


◆4ターン目
とと: とと側はくぼじ側のアンコールでねっとう固定選択

くぼじ: くぼじ側アンコールでねっとうを固定。後続に託しその生を遂げる。


◆5ターン目
エルフーンが落ちてルカリオが登場。
とと: とと側はドククラゲのままだと積みの起点にされるので、ギルガルドに交代しました。
とと: ギルガルドならルカリオの格闘技、鋼技を半減にしつつ、次以降のターンのせいなるつるぎ+かげうちで倒しにいくことができるからです(ととメモ:各ポケモンの個性を知っておこう)

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ととメモ:各ポケモンの個性を知っておこう

「あれ?ドククラゲでも格闘鋼技半減じゃないの?」って思われる方もいるかも。
でもここでドククラゲで居座ったらほぼとと側の負けが濃厚になってしまいます。

ドククラゲというポケモンはとくぼうはかなり高いポケモンですが、攻撃能力はどちらかというと低いポケモンです。
そしてルカリオはパーティ考察のところ予想したように、ほとんどの場合積み技をもっているポケモンです。

つるぎのまいとわるだくみをあわせると、
9割以上のルカリオが積み技をもっていることがわかります。


仮にここでドククラゲで居座ってねっとうをうってやけどせず、かみくだくをもっているルカリオがつるぎのまいを2回積んでしまうと、もうギルガルドでも止めることが困難になってしまいます。

つまり同じ「鋼格闘半減以下」というドククラゲとギルガルドでも、ギルガルドとドククラゲでは倒せる相手が違うということですね。

この判断をするには
「ルカリオは積み技をもっており、またドククラゲの攻撃を2回耐える程度の耐久はあること」
「ギルガルドならせいなるつるぎ+かげうちでルカリオを倒せること」
…のような各ポケモンがどんなポケモンなのかを知っておく必要があります。

「どんな技をもっているのか」
「攻撃能力はどれくらいか」
「耐久はどれくらいあるのか」
「すばやさはどれくらいあるのか」
「主要な戦法は」
こういったことを事前に知っておくと、どう行動するかを考えるときに手助けになってくれるでしょう。

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くぼじ: くぼじ側ルカリオの剣の舞。
くぼじ: ギルガルドがいても、噛み砕くがあるので有効打は確保されています。


◆6ターン目
とと: とと側はせいなるつるぎ。
とと: キングシールドの選択肢もありましたけど、
・剣舞されることを防ぎたかったこと
・またギルガルドに有効打がないと思っていたこと
この2点から倒しにいけるせいなるつるぎを選びました
とと: 実際にはかみくだくが相手のルカリオにはありましたね。かみくだくルカリオってものすごい久しぶりにみた…!

かみくだくは上位技になし。
採用されるのは珍しい技です。


くぼじ: くぼじ側はかみくだくを選択。
くぼじ: キングシールドとの読み合いもありましたが、向こうがキングシールドでこちらが剣の舞をしていたら相手側としたらほぼ負けのルートが見えたと思うのでここは強気に殴りに行きました。


◆7ターン目
とと: とと側がかげうち
とと: うしろがポリゴン2だったのでおそらく交代されるとは思っていましたが、
・せいなるつるぎを選択したところでポリゴン2に3割程度のダメージしかはいらないことと
・また交代でなく攻撃された場合に負けが確定してしまう
この2点からかげうちを選択しました。

くぼじ: くぼじ側はルカリオを失うとドククラゲを突破する手段が限りなくゼロになってしまうためここはかげうちを読んで、ポリゴン2にチェンジ。


◆8ターン目
とと: とと側はドククラゲに交代しました。
とと: ギルガルドのかげうちさえあればルカリオは突破できます。
とと: そのためここでギルガルドを捨てることはせず、裏のドククラゲでポリゴン2を倒しにいこうという算段です。

くぼじ: くぼじ側ギルガルド→ドククラゲに交代すると読んで電磁波を選択して不利ではありますが少しでも勝ち筋が残るようにしました。


◆9〜11ターン目
とと: とと側はアシッドボム、そこからねっとう連打
とと: ポリゴン2はとてもかたいのでアシッドボムを使っておかないとダメージがまともにはいりません。
とと: そのためアシッドボムでとくぼうを下げてからねっとう連打で押し切ろうとしています。
とと: 威力が高いヘドロばくだんではなくてねっとうなのは裏のルカリオが毒無効なので、途中で交代されないようにするためです。
とと: 追加効果のやけどもあって、そこそこいい火力が出せてますね!
とと: 相手はイカサマ選択。ほうでんやトライアタックでなかったところをみるに、相手のもう1つの技はれいとうビームらしいと推測できます。

くぼじ: くぼじ側はポリゴン2でルカリオのインファイト圏内に入れるまでイカサマを連打。
くぼじ: しかし、ポリゴン2を失うとギルガルドを出されて詰んでしまうので、相手の痺れでの行動不能のところにルカリオを合わせる必要があります(かなり厳しい)(ととメモ:自分の勝ち筋を考えよう)


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ととメモ:自分の勝ち筋を考えよう

勝ち筋」とは、どうしたら自分が対戦に勝てるかの方法のことです。
今回くぼちゃんはポリゴン2が倒れたら負けが決まってしまうため、「ドククラゲしびれたターンにルカリオを出し、かつインファイトでドククラゲを倒しきる」ことが勝ち筋と言っていますね。

勝ち筋を考えておくと「あのポケモンを倒すにはこいつを残しておかなきゃいけないのに、忘れて倒されちゃった」みたいなことを減らすことができます。
例えば「相手のクチートを倒せるのは自分のパーティではヒードランだけだったのに、クチートを倒す前にヒードランが倒されちゃった」みたいなことですね。

「自分はどうすれば勝てるのか」
「そのためにはどのポケモンは残しておく必要があって、逆にどのポケモンは捨てても大丈夫か」
これを考えておくと、立ち回りも非常に楽になると思います。

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◆12ターン目
とと: とと側はしびれてうごけない



とと: おいドククラゲ

くぼじ: くぼじ側 決死のルカリオバック
くぼじ: しびれた さすがとと氏


◆13ターン目
とと: とと側 しびれてうごけない



とと: ドククラゲ…(泣)

くぼじ: くぼじ側ルカリオのインファイト。
くぼじ: 惜しくも落としきれず。けどしびれた
くぼじ: さすがと(ry


◆14ターン目
とと: とと側はドククラゲ捨て。
とと: 捨てるしかない。

くぼじ: くぼじ側は万が一ギルガルドに交代されてもいいように安定のかみくだくを選択。
なんとかドククラゲを突破。


◆15ターン目
ドククラゲが倒れたのでギルガルドを場にだす。

とと: とと側はラグラージに交代。
とと: くぼじ側がかげうちを読んでポリゴン2が出てくることは明白でした。
とと: ここでポリゴン2とギルガルドが対面してしまうと、
・ポリゴン2のイカサマが安定しまうことと
・ギルガルドが倒れてしまうとルカリオの攻撃+ポリゴン2の攻撃を耐えない=負けが確定してしまいます。
そのためギルガルドを捨てることはできずラグラージに交代するしかありません。
しかしこれは非常に読みやすい行動なため、くぼじ側がそれにあわせてルカリオを出されるとそこから不利な択(選択肢)が続いてしまいます。
とと: それを防ぐためにここでラグラージを出しておく必要がありました。

くぼじ: くぼじ側は、かげうちされたら最悪なのでポリゴン2に引くしかない。こちらの勝ち筋は、ルカリオでラグラージを突破することしかないのでルカリオは絶対に必要と判断。


◆16ターン目
とと: とと側たきのぼり。
とと: じしんではなくたきのぼりなのは、じしんとやけどダメージをあわせてもじこさいせいの回復量を超えるのが難しそうだったので、たきのぼりで怯ませる必要があったためです。

くぼじ: くぼじ側 じこさいせいを選択。
くぼじ: 理由としては、じこさいせいを連打していれば基本的には受けきれ、なおかつイカサマでラグラージを削りきれる可能性まであったからです。
くぼじ: しかし ひるむ



くぼじ側、痛恨の怯み。 


 ◆17ターン目
とと: たきのぼりを選択。
とと: じしんでもたきのぼりでも倒せる勝負だったので、そのままたきのぼりを選択。
とと: しかしまさかの同速

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ととメモ:同速

相手とおなじ素早さだと、どちらが先手をとるかは50%のランダムで決定されます。
今回はラグラージとポリゴン2が同速でした。
ラグラージSに20振ってるんだけどなぁ…

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くぼじ: くぼじ側 相手と同じすばやさだったため先にじこさいせいが発動。
なんとかたきのぼりを耐えるが、次のターン以降永遠に先手でじこさいせいをしなくてはならない状況に。


◆18ターン目
とと: 同速勝負ということがわかったので、とと側はじしんを選択
とと: 仮に先手で攻撃できればどちらでも構わないが、後攻で攻撃になった場合に少しでも負荷が大きいじしんを選びました。

くぼじ: くぼじ側 祈りのじこさいせい
くぼじ: 先手を取られてひんし。


◆19ターン目
とと: とと側、余裕のじしん選択

くぼじ: くぼじ側 負けを悟りつつもインファイトでラグラージを落としにかかる!
くぼじ: 耐えられました おわり


とと: 「おわり」の文字からの悲壮感

くぼじ: クラゲが痺れてなかったらもっとあっさり負けてたはずなんですけどね()

とと: クラゲめ…
とと: 今回の鍵は15ターン目の交代読み交代の場面ですかね?

くぼじ: くぼじ側はルカリオを失ったら負けが決まると思っていたのでポリゴン2に交代する「べき」だと考えてました。



ギルガルドでルカリオを突破されたら負けちゃうので、
くぼじ側はポリゴン2でギルガルドを突破したかった。
ついでにルカリオでラグラージを削れれば美味しい、という状況。


とと: とと側はくぼじ側のその「べき」を読んで行動しました。
とと:
つまりルカリオを失ったら負ける
=ルカリオはここで捨ててこない
=ならポリゴン2に交代するだろう
=ラグラージに交代するならここ
という思考の流れです。
とと: つまりギルガルドがかげうちを撃ってポリゴン2が出てくるとかげうちが無効になり、ポリゴン2とギルガルドが対面。
とと: ギルガルドを落とされるとルカリオの突破が困難になるので、とと側はギルガルドを引いてラグラージを出すしかありません。
とと: ただしこの場面ではくぼじ側もそれはよくわかっているので、ルカリオに引くことは大いにありえます。
とと: 仮にここでルカリオに引かれるとラグラージとルカリオが対面してしまい、インファイトやかみくだくで削れてしまうと、仮にルカリオを突破してもポリゴン2を突破しきれない可能性が出てきます。

とと側はギルガルドをルカリオのために残しておきたい。
そのためにはポリゴン2をラグラージで突破しなければいけないため、
どうにかしてラグラージとポリゴン2を対面状態にしたかった。

とと: 伝わるか自信がない()


†2戦目


とと: じゃあ次の対戦にいきましょう!2戦目も同じくバトルビデオとその解説です。
とと: ただ今回の対戦はお互い好きなパーティを使って戦った対戦を使ったので、
相手のパーティの考察
→自分の選出
→バトルビデオ
→1ターンずつの考察
という流れで行います!
とと: 私のパーティはシーズン2で使ったパーティですね。
とと: ほぼ爆速シングルで使ったパーティと同じ。



参考:「爆速!シングルバトル!」使用パーティ紹介。

とと: 爆速シングルと違うのはゴチルゼルがこのドククラゲに変わっているのと、マリルリの調整がシーズン6で使ったものに変更になっています。

とと: くぼじ側のパーティはこんな感じ。
ヌメルゴン
マフォクシー
オーロット
ロトム水
ギルガルド
ピクシー




とと: まずパーティ全体からみて考察していきましょう。
とと: まずメガ枠ですが、今回はメガ進化するポケモンはいません。
とと: なのでここから情報は得られませんね。
とと: 次に軸があるかどうかをみていきます。
とと: 例えばカバルカイリューみたいな有名な組み合わせがあったら、選出する際の参考になります。
と: ただ今回はそういった組み合わせ、あるいは積み技を積んで突破してくるポケモンは(ピクシーのちいさくなるはそうっちゃそうですが)いないので、ここからも情報はありません。
とと: すると型が比較的決まっているポケモンから考えていきました。

とと: まずマフォクシー。
とと: マフォクシーはほぼ特殊型で確定とみていいでしょう。
とと: もちものは襷か、あるいはすりかえが使えるのでこだわりメガネなどの線もあります。
ただ基本的な技構成は炎技エスパー技があって、残りにめざパ氷か地面、マジカルシャイン、鬼火、すりかえなどからの選択の特殊アタッカーとしてみていいでしょう

全部の技が特殊技ですね。
特殊と補助技を絡めてくるようです。


とと: 次にオーロット。
とと: オーロットも収穫オボン型とみていいでしょう
とと: 物理アタッカーは非常に数が少ないので、大半がこの型です。
とと: オボン型はやどりぎ守るまではほぼ確定で残りが鬼火、呪い、身代わり、ウッドホーンなどの攻撃技が選択肢で入ってきます


基本的に補助技が多いオーロット。
攻撃も高いですが、ほとんどの場合オボン収穫型です。



とと: ヌメルゴンも基本的には特殊アタッカーとしてみていいでしょう。
とと: 物理アタッカーもありえますが、特殊がおおいポケモンです。

じしんが一応物理技なものの、ほとんどが特殊技。


とと: ロトム水に関しては、物理受けのパターンと、こだわりメガネ、こだわりスカーフのパターンの大きく3つにわけられます
とと: 今回はそのどれかはまだ判別できませんね…

ボーマンダの影響で物理受けが増えていますが、
アタッカーも相当数います。


とと: ピクシーも大きく2つにわけれます。
とと: 珠マジガアタッカーの場合と、ちいさくなるを積んでくる型です。
とと: 今回はこれもどちらかは判別できませんが、絶対数的にはちいさくなるほうが多いので、ちいさくなるを警戒していくべきでしょう。

ちいさくなるの搭載率は6割強。


とと: 最後にギルガルド。
とと: ここまで特殊アタッカーが非常に多いことがわかります。
とと: ヌメルゴン、マフォクシー、ロトム水、ピクシー。
とと: ヌメルゴンが物理の可能性も考えても、ギルガルドは物理とみてよさそうです。


物理もそこそこ数はいるようですね。



とと: さて相手のパーティも考察したところで選出を考えていきましょう。
とと: とりあえずサザンドラがめちゃめちゃ刺さってることがわかります
とと: ヌメルゴンにりゅうせいぐん
とと: マフォクシーにあくのはどう、ただしマジカルシャインがあると負ける
とと: オーロットにあくのはどう
とと: ロトム水の攻撃はどちらも半減しつつりゅうせいぐんで1撃で倒せる
とと: ギルガルドもあくのはどうほぼ1回で倒すことができます。
とと: ピクシーだけはあくのはどうりゅうせぐんとも半減されてしまいますが、ラスターカノンが抜群では入ります。
とと: そのため初手にはサザンドラを据えました。




とと: サザンドラできついのがマフォクシーのマジカルシャインと、ピクシー。
とと: そのためその両方を受けれるドククラゲを選出しました。
とと: ドククラゲならピクシーをアシッドボム+ヘドロばくだんで倒すことができ
とと: またマフォクシーのマジカルシャイン+サイコキネシスも耐えることができます(サイコショックは知らない)


ギルガルドは今回物理型の可能性もあるので
ドククラゲで倒せるかは怪しいです


とと: ラスト1体迷いましたがライボルトを選出しました。
とと: 理由の1つがマフォクシーに先手がとれていること。
とと: サザンドラとマフォクシーが対面したとき、マフォクシー側が選べる攻撃技はマジカルシャイン、あるいはめざ氷です。
とと: その2つならライボルトはゆうゆう耐えるので、攻撃を受けてから先手で攻撃することができます。
とと: あとはロトムの存在ですね。



とと: 仮にロトムがスカーフだったら、サザンドラと対面したときにボルトチェンジをしてピクシーに交代してきます
とと: サザンドラのあくのはどう、りゅうせぐんはピクシーに半減されてしまいます。
とと: そこでこちらは交代しなければいけなくなりますが、そのタイミングでちいさくなるを詰まれてしまうと負け筋ができてしまいます。
とと: そのため、ロトム対面のときに安易にボルトチェンジをさせないようにひらいしんライボルトをいれました。
とと: あと単純に相手のパーティ全員に先手がとれていること、
とと: ヌメルゴン、オーロット、ギルガルドに抜群がとれること
とと: 以上の理由から3体目にはライボルトを選出しました。

ライボルトのところはマリルリでもよかったかもですね。
ただそうするとロトムのボルトチェンジは辛くなっていたかもしれない。



とと: ここから実際の流れにはいっていきましょう!
とと: 今回のBVがこちらです!




  ◆1ターン目
とと: とと側はサザンドラでラスターカノン
とと: ピクシーに交代することを読んでのラスターカノンです

くぼじ: くぼじ側 サザンドラがこだわり系アイテムを持っていると思い、いったん相手の出方を伺うためにまもるを選択。
くぼじ: ラスターカノンが選択されていたようです。どうやらピクシー読みの行動のようです。


◆2ターン目
とと: とと側はラスターカノン連打。
とと: 相手の行動は鬼火かやどりぎだと思いました。
とと: そのため交代するなら次のターンにすべきだと思い、ラスターカノンで負荷をかけにいきました。

くぼじ: くぼじ側 ラスターカノンなら2発耐えると踏んで、やどりぎのタネを選択。


◆3ターン目
とと: とと側はドククラゲに交代。
とと: 相手の行動は守る、交代読みのやどりぎだと思いました。
とと: どちらでもドククラゲに交代すれば問題なかったので、ドククラゲに交代。

くぼじ: くぼじ側 しゅうかくの発動とやどりぎのダメージを稼ぐ狙いのまもる選択。
くぼじ: 1回目のやどりぎのターンでドククラゲがいるかを判断して居ないと見てましたが、ざんねん


◆4ターン目
とと: ドククラゲでアシッドボム。
とと: アシッドボムをいれておかないと、ドククラゲの火力ではみがわりが壊せるか自信がなかったのでアシッドボム。
とと: 守るで防がれてしまいました。

くぼじ: くぼじ側 様子見のまもる。


◆5ターン目
とと: とと側 アシッドボム連打
とと: 理由は4ターン目と同じですね。

くぼじ:くぼじ側 みがわりでさらに様子見。

ここで最初のオボン発動。
この粘り強さがオーロットの強みです。

◆6ターン目
とと: とと側はヘドロばくだんを選択
とと: ねっとうとアシッドボムではみがわりが破壊できないのでヘドロばくだん

くぼじ: くぼじ側 クラゲを少しでも削る(マフォクシーのサイコキネシスで倒す)ために呪いを選択。


◆7ターン目
とと: とと側サザンに交代
とと: 呪いのダメージリセット、及び相手の行動が守るだと思ったので、交代のチャンスだと思いました。

くぼじ: くぼじ側 まもるを選択。
ここで交代読みでやどりぎを選択してもよかったのですが、ドククラゲに居座られるとその後が厳しくなると思い、ちょっと弱気の選択でした。


◆8ターン目
とと: とと側あくのはどう選択
とと: 単純に一番ダメージが入るあくのはどうを選びました
とと: ピクシーがでてきてもドククラゲがいますしね

くぼじ: くぼじ側 様子見+しゅうかく狙いのまもる


◆9ターン目
とと: とと側あくのはどう連打
とと: 連打連打!
とと: ここで相手の深読みかマフォクシーが出てくる。ここでマフォクシーの道具が襷とわかります。これは大きい。

これでライボルトがあとだしからマフォクシーを倒すことができると確定しました。


くぼじ: くぼじ側 ピクシー交代読みでドククラゲに交代してくると予想し、有利対面を作るためにここは強気のマフォクシー交代。


◆10ターン目
とと: とと側ライボルトに交代。
とと: マフォクシーの行動はマジカルシャインだと思いました。
とと: なのでマジカルシャインを受けて上から攻撃できるライボルトに交代。
とと: 相手も交代。2ターン目のオーロットへのラスターカノンのダメージでサザンドラのもちものはメガネだとバレているはず。
とと: それなのにここで交代したということは、このマフォクシーはおそらくマジカルシャインはもっていないことが予測できます。


くぼじ: くぼじ側 マフォクシーを失うとドククラゲが厳しくなるため、ピクシーに交代。

◆11ターン目
とと: とと側は安定のボルトチェンジ
とと: ドククラゲに交代したかったので、ダメージを与えつつ交代できるボルトチェンジ。

くぼじ: くぼじ側 オーロットに交代。
くぼじ: ボルチェンされてドククラゲを出されると非常に不利な状況になるのは分かってはいますがここは半減で受けられるオーロットにバック。


◆12ターン目
とと: ヘドロばくだんを選択。
とと: オーロットの技構成がこの時点でやどりぎ、のろい、みがわり、まもると割れていました。
とと: やどりぎはドククラゲにするとダメージがはいってしますので選択しないでしょう。
そうするとくぼじ側はやどりぎ・守る・みがわりですが、呪いの体力半減とヘド爆のダメージで落とせそうだったので、ヘド爆選択。

くぼじ: くぼじ側 まもって収穫の発動を待ちます。


◆13ターン目
とと: とと側 アシッドボム選択
とと: オボン収穫されてしまったので、アシッドボムから入ってみがわりが破壊できるように選択。

くぼじ: くぼじ側 ピクシーに交代 ほぼ捨ての行動でマフォクシーを死に出ししてサイコキネシスで落とそうという算段です。


◆14ターン目
とと: とと側 ヘドロばくだん
とと: アシッドボム+ヘドロばくだんでピクシーは突破できるので、ヘドロばくだん
とと: オーロットがきてもまたアシッドボムから入るだけなので問題はありません。

くぼじ: くぼじ側 一応耐えることを考えて、ちいさくなるを選択。ピクシーがひんし(=サザンどうすんねん)


くぼじ側としてはサザンドラのためにピクシー残しておきたかった場面です。



◆15ターン目
とと: とと側ヘドロばくだん選択
とと: 一応オーロットにも通るへど爆を選択。
とと: 襷耐えのあとなので、マフォクシーには何を撃っても倒せます。

くぼじ: くぼじ側 マフォクシーを出して、サイコキネシスでドククラゲを落としにかかる。
しかし落ちず、マフォクシーもひんし。


◆16ターン目
とと: とと側 アシッドボムから連打連打連打!

くぼじ: くぼじ側 とと氏を呪って今後に影響を与えようとする


とと: 不穏!!!やめよう!!!
とと: 初手出しがちが大きかったですかねー?

くぼじ: ですね~。サザンドラはピクシーでどうにかなると思ってましたが裏のドククラゲのことまで考えるとピクシーだけじゃ対策にはなり得ませんでしたね~・・・

とと: さてさて、例として2つバトルビデオをあげましたが、いかがだったでしょうか

くぼじ: ポケモンを交代する場面がとても多く、対戦をこれから始める方たちにとっては新鮮だったかもしれません

とと: ストーリーと違って、対人戦ではこの「交代」が非常に重要になってきます…って1回めの記事にも少し書きましたね!
とと: 自分と相手のポケモンをみて、不利なら交代するし、相手も不利なら交代してきます。
とと: そこを読んで交代先にダメージが入る技を使ったり、交代先のポケモンに有利なポケモンに自分も交代したり。
とと: ただもちろんそれも読まれることもあるので、そこは相手との駆け引きです、難しい。

対人戦において交代は非常に重要です。


くぼじ: 裏の裏が表とは限らないよ!ってことですかね?(自分でも何いってるのか分かってない)

とと: たぶんそうですね!(わかってない顔)

くぼじ: 奥が深いですね(何も分かってない)

とと: サイクル戦では同じ読み合いをすることもあります(例えば1戦目のギルガルドVSルカリオのかげうち)
とと: そうした時に、1回めは安定だった行動が2回めではそうではなくなることもあります。
とと: なので常に状況をみつつ、考えて行動することが必要です。

くぼじ: 「交代」という行動自体は、基本的に自分にとってはマイナスになることが多いですが、その分相手に多くのマイナスを与えられるかもしれないと考えると、サイクル戦における「交代」という行動は自分にとってプラスに働くことになる場合も多いです!
くぼじ: 別に交代しろ!とは言いませんが、状況に応じた適切な行動ができると勝ちにつながるんじゃないかな?と私は思います。

とと: 交代って行動は、自分は技が使えないのに相手が一方的に技を使うことができる状態です。
とと: なので交代する際には「本当にその交代で有利になるのか」、具体的には交代した場合と交代しなかった場合で、自分にどれだけ有利になるかをきちんと考えていく必要があると思います。
とと: 交代戦だからこそ、交代しないという選択をとる必要がある場合もあります。
とと: 今回紹介できたのは対戦におけるほんの一部の例ですが、参考になったら幸いです!
と: 他にもいろんな状況や行動があるので、ぜひ自分で潜って対戦してみてください!


④結び


とと: 終わった!!!!!!

くぼじ: いや~~終わりましたね・・・w
くぼじ: 今何時だと思ってるんですか

とと: ただいま12月30日の午前4時半!!!!

くぼじ: 完全にア↑ホ

とと: 収録時間選出4時間+立ち回り5時間=計9時間ですよ!!!
とと: 眠い!!!!

立ち回りを収録終わったあとのスカイプ画面。
激闘である。


くぼじ: 眠すぎてもう2人ともボーっとしている

とと: さてさて、長かった初心者記事も今回で最終回です!!!!
とと: 今後何かがあったら何かあるかもしれないけど…

くぼじ: 今後何かしらの何かがあるかもしれませんが、とと&くぼじの初心者記事としては今回で終了~ですね!

とと: 全5回にわたって続いてきましたが、多少の助力になれたでしょうか。

くぼじ: なんだかんだでたくさんの方々に見てもらって、私たちもうれしいの一言に尽きます!


全部合わせて3000回以上の閲覧が。
ありがとうございます!


とと: 私達の記事がレート対戦を初める方のきっかけになっていれば嬉しいです!
とと: 今回紹介できたのは一部の部分です!
とと: あとはみなさんが実際にレートに潜って、実際に対戦を体験してみてください!

くぼじ: 最初のほうは負けが続いたりして、落ち込むことがあるかもしれません。
くぼじ: ですが、そこはみんな通る道です!
くぼじ: 粘り強く経験を重ねていけばきっと勝てるようになってくると思います!
くぼじ: 私もそうでしたし・・・w

とと: 今回で記事は最終回ですが、コメント欄にコメントをくだされば返信はいつでもしようと思いますので、何かあったらコメントください!(願望)
とと: ではでは長い記事になってしまいましたが、ここまで全5回みて頂いてありがとうございました!

くぼじ: ありがとうございました!!
くぼじ: また、何か機会があればよろしくお願いします!!

とと: よろしくおねがいします!
とと: ではでは!

くぼじ: ばいばい!

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