1 はじめに
こんにちは、ととです。
ORASが発売されてからの初めてのシーズンがそろそろ終わりに差し掛かっています。
1/12に終わりということなので、これを書いてる時点であと1週間程度でしょうか。
ちょっと早いですが正月休みもそろそろ終わってしますので、早めのシーズン7のパーティ紹介してしまいます!
新しいメガ進化、教え技や習得技なんかもあり今までのシーズンとは違ったものになりましたね。
2 おおまかなパーティ紹介
◆パーティメンバー
シーズン7は以下の6体で潜っていました。
ライボルト
バルジーナ
ドククラゲ
ラグラージ
ギルガルド
ニンフィア
◆レートグラフと諸情報
今回のレートグラフがこちら。
200〜270戦あたりに闇がみえますが、それ以外はそこそこいい感じの戦績だったのではないでしょうか。
最高レート:2007/196位
最高順位:1901/17位
平均レート:1835
平均レートは開始点の1500台の部分も含んでいますから、実際に常駐していたのは1800台後半といったところです。
最後の100戦は安定して1900台にいますしね。
最高順位に関しては割と序盤の順位だったので、これは参考程度ですね。
また今回は「できるだけ命中安定の技を使おう」という目標があり、どくどく以外はすべて命中100の技で構成しました。
どくどくも命中90なので命中不安はだいぶ解消されました(技外しで負けなかったとはいってない)
戦術は普通のサイクル戦で、特に軸とかはありません。
出てくる相手にあとだしして、打ち勝て!
3 個別メンバー紹介。
◆ライボルト
CSぶっぱ
D>B(ダウンロード対策)
いつもの…ってそれだけだと話終わっちゃうのでもうちょっと。
爆速シングル、シーズン1、2、6で使用したのと同じ個体のライボルト。
ただ途中からH4振りからD4振りに変更しています。
これはH4振りにするメリットより、ポリゴン2と対面したときのダウンロード対策の方が重要だと考えたため。
今シーズンは基本的にライボルトがとても刺さってるように思え、登用しました。
具体的にはKP上位の
ファイアロー
ゲンガー
スイクン
ナットレイ
ゲッコウガ
リザードンY
などに対面から勝つことができ、また
ガブリアス
ボーマンダ
キノガッサ
ギルガルド
ガルーラ
霊獣ランドロス
クチート
などに条件付きで勝てたり、あるいは威嚇ボルチェンで後続につなぐことで対処しやすくしたりすることができました。
ただスカーフ持ちの地面やトリトドン、トレースでひらいしんを発動しているポリゴン2あたりがいるときは、他でカバーする必要がありました。
威嚇を撒きつつ削ることもでき、環境にいるポケモンのほぼ全員に先手をとることができ、フィニッシャーも努められる…とかなり使い勝手がよかったポケモンです。
◆バルジーナ
H-D:ひかえめサザンドラのめがねりゅうせぐんを確定耐え
S:4振り85族抜き抜き(スイクン、クレセ意識)
H-B:DS振ってからのあまりをB。シーズン1で使ったバルジーナと同じ個体。
余談ですがバルチャイの骨とバルジーナの骨を合わせると人間の頭の骨にみえるらしいですね。凝っている。
「イカサマだけならわんぱくじゃなくてずぶといのがいいんじゃないの」って気づいたけど育て直すのがめんどくさくてそのまま使ってます。
こいつ、なんで増えないのか疑問に思うくらいめちゃめちゃ強い。
ここまでSを振ることで4振り85族(スイクン、クレセリア)あたりまでの耐久ならちょうはつどくばねで対抗することができます。
具体的には
クレセリア
スイクン
エアームド
カバルドン
ラグラージ
あたりですね。
Sをここまで割いてしまうといじっぱりガルーラのおんがえしがそこそこの乱2になってしまうのでそこは少し脆かったですかね。
ただこれでもガブリアスの陽気げきりん確3程度はあるので(珠だと中乱2)、例えばHAバンギラスならどくどく→はねやすめで倒しきることができます。
物理で相手で無理な相手のほうが少なく、厳しいのが
チルタリス
クチート
雪崩もちのガルーラ
ルカリオ
マニューラ
マンムー
…と多く見かけるなかだとこれくらいですかね?
KP上位の中でこれ以外の相手なら対面からなら最悪でも相打ちには持ち込めると思います(KP考慮しないとテラキオンとかは無理です)
また特殊耐久もそこそこあり、具体的にはひかえめメガネサザンドラのりゅうせいぐんを確定耐えします。
ここから例えばポリゴン2くらいならどくばねで倒しきることができます。
特殊方面は役割対象外ですけど結構使い勝手がよく、例えばロトムがボルトチェンジしてくるのをはねやすめで乗り切ってトンボルチェンループを無理やり抜ける、とかいうことも。
KP上位のギルガルドに強い点も高評価。
またとくせいぼうじんが非常に重宝します。
ぼうじんは「粉技・天候ダメージを無効」にするとくせいですね。
具体的にはきのこのほうし・砂ダメージ無効が非常に大きい。
いじっぱりキノガッサのテクニがんせきふうじは2耐えするのでどくどく→はねやすめで倒しきれますし、バンギラスやカバルドンに対して強気にできることができます。
今のレートだとたまにみるくらいのバルジーナですが、もっと使われるポテンシャルがあると思います。
◆ドククラゲ
H:16n+1調整
H-D:C補正C252トゲキッスのエアスラをくろいヘドロ込で確4
H-B:A補正252ファイアローの鉢巻ブレイブバード確定耐え
C:H252ファイアローをねっとう+ブレイブバードの反動で乱数で落とす
S:最速85族抜き(スイクン、クレセリア)
H-B-D:C特化ニンフィアのハイパーボイス+サイコショック確定耐え
こいつは個別に紹介記事があるのでこちらを参照。
今シーズンに限っていうと、特にスイクンを相手にすることができるようになった点が優秀。
スイクンからぜったいれいどがなくなったため、アシッドボムで殺しきることができるようになりました。
あとは少ないゲッコウガにあとだしできるポケモンですかね。
ダストシュートは半減だし、水技氷技も半減。
あくのはどうは珠でもくろいヘドロ込で確3です。
ボーマンダが増えたのでミラーコートとこごえるかぜで迷ったんですが、だいちのちからもちヒードランを安定して倒すことができるのでミラーコートを続投。
パーティとしてはバルジーナの苦手なポケモン、具体的にはニンフィアやヒードラン、ゲッコウガ、リザードンY、ヤミラミなどにあとだし可能なポケモンとして採用しました。
だいたいの特殊を相手にできたり、そこそこ高いSから攻撃できたりとかなり使い勝手がよかったです。
◆ラグラージ
H:ちきゅうなげを4耐え
H-B:マンムー、ガブリアスのじしんを2耐え
S:4振り60族抜き抜き
A:残り
D:余り
アタッカー型のラグラージ。
全体的にマンムー、ロトム火、そしてライコウが重かったので採用。
印象としてステロあくびの型が大きいのか、初手でこいつを出すとゲンガーやファイアローが挑発してきてくれて、そのままじしんやたきのぼりでもっていけること数多し。
A110もあるので十分火力はあり、大きなアドバンテージになりました。
ゆきなだれは被弾後ならメガボーマンダやガブリアスを確1でもっていってくれるので採用。
接触技なのが若干納得いかないものの、タイプ一致わざとほぼ同じ火力の命中安定氷技の使い勝手はよかったです。
それと思いがけず使用感がよかったのがラムのみです。
もともとはロトム火のおにび対策でいれてたのですが、思ったよりいろんなところで使うことができました。
例えば地面タイプにいばってくる雑なクレッフィに4倍じしんを叩き込めたり、鬼火ファイアローやゲンガーの鬼火を解除して倒したり、ヒードランのどくどくを1回無視してあとだしできたり。
一番大きかったのが対ラグラージ・カバルドンですね。
こっちはラムのみがあるのであくびを気にせず突っ込むことができ、結果としてほぼ無傷で相手の1体を倒すことができます。
具体的には対カバルドン戦の勝率83.3%、また対カバルカカイリューは5戦全勝と、非常に相性がよかった。
サポート型の印象が強いですが、アタッカー型も十二分に活躍してくれました。
◆ニンフィア
H:地球投げ4耐え
C:クレセリアをハイボで高乱2
S:4振りランターン抜き。
最初はめざ地面で採用してましたが思いの外使うときがなく、ナットレイが重かったのでめざ炎に変更になりました。
火力に関しては凄まじく、クレセリアやポリゴン2にあとだしさせないってのは魅力的。
実際ハイパーボイスうってるだけで相手が壊滅した、ってこともわりとあります。
またフェアリーを受けにくる相手がギルガルドやナットレイ、ヒードランとわかりやすいので、こちらも選出がしやすくなるのもメリット。
物理耐久に関してもHに振るだけで陽気珠バシャのフレドラくらいまでなら耐えてくれるし、特殊耐久に関してもいわずもがなだったので使いやすかった。
ただハイボ以外の火力はそこそこ止まりなので、いかにハイパーボイス以外の技を使わないように立ちまわるかってところが重要になる気がします。
◆ギルガルド
A:せいなるつるぎ+かげうちでH252バンギラス確定
C:火力確保のために全振り
H:残り
シーズン1、シーズン3で使用したギルガルド。
ルカリオやカイリュー、サーナイト、ラッキーあたりをみるために採用。
あいかわらずふうせんの使い勝手がよく、ガブリアスやガルーラに対して強気に出ていけるのはいい感じ。
ギルガルドに他のどうぐってもののけプレートしか試したことないんですが、ふうせん以外で使う気にならない位の対応範囲の広さになります。
誤算といえば、グライオンの技構成でふうせんガルドに対する有効打をもつ個体がかなり多かったこと。
つまりじしんハサミギロチンどくどくまもるみがわり…以外にがんせきふうじやつばさでうつなんかを採用した個体ってことですね。
かなりグライオン対策をふうせんガルドに任せてたので、受けループに対する勝率があんまり芳しくないものになってしまいました。
いや、まあ、受けループ対する勝率っていつも5割ないくらいな気がするので、いつもどおりな気もしますが…。
4 データ集。
このパーティのデータ集。
このデータ及びレートグラフは管理人:ノートさんのブログ「ポケモンスプレッドシート」のKP表雛形を利用して作成しました。
ノートさんありがとうございます。
◆被選出時勝率
自分があるポケモンを選出されたときの勝率。
全部載せると多すぎるので、KP5(相手のパーティに5回以上いたポケモン)だけでのランキングにします。
まず得意なポケモンから。
例えばパルシェンなら「相手がパルシェンを選出した場合、こっちは100%勝っている」ということですね。
ルカリオ、チルタリス、カバルドン、エンテイ、ライコウ、ロトム火
、ラグラージ、ドサイドン…と基本ラグラージの役割対象には勝てているようですね。
エンテイも割とラグラージにせいなるほのおで突っ込んでくる人が多く、非常に楽でした。
あとはパルシェン、ルカリオ、チルタリス、メタグロス、エルレイド、メタグロス…とギルガルドもちゃんと働いていたみたいですね。
というかパルシェンに関してはそもそも被選出率が11.76%とめちゃめちゃ低く、全然選出されませんでした。
ラグラージがステロ、ライボルトがいて、ギルガルドがいるようにみえたら出しにくいんですかね。
苦手な相手。
そこかしこにみえる受けループへの苦手意識。
グライオン、ラッキー、ハピナス、フシギバナ…うーん。
あとはウルガモスですかね。
ラグラージに対してギガドレインって有効打をもったせいで逆に狩られるし、かといってドククラゲはミラーコートのタイミングがシビアすぎる。
人によって行動が違うんですよね…ちょうのまい積み続ける人と、アシッドボムみたらすぐ殴る人と。
そこらへんの要因でウルガモスは低かった。
0%のはほとんど被選出1回ずつだから問題はそんなにないですね。
ドラミドロとラティアスは問題。
特にドラミドロに打点があるのがラグラージ(あとクラゲのミラコ)くらいで、ラグラージを封じられるとどうしようもなかったですね。
もともと想定してなかったしKPも高くないですが、あいつすっごいポテンシャルあると思います。
◆被選出率
相手にとって誰が刺さっているのか、逆に刺さっていないのかと思われているのかわかります。
まず被選出が多かった表。
ライボルトが泣いていそうな表である。
この中でライボルトが勝てそうなのがミロカロスとジバコイル、リザードンくらいしかいない。
ガマゲロゲ・ジュカイン・トリトドン・ラグラージ・ホルード・ドサイドン・ランターンにいたってはボルトチェンジで逃げることさえできない。
あんまりである。
わたしひとことを「ライボルトと〇〇めざすよ!」(◯◯は目標レートが入る)にしてたんですけど、それがあったから相手が対策してきてるのかなぁ…。
ひとことも工夫したほうがいいかもですね。
被選出が少なかった表がこちら。
ライボルトがこっち出てきよっていってる気がする。
パッとみ、ニンフィアに弱い相手は出てきてないのかなってイメージありますね。
ギルガルドは少ないですが、どくまも型だと割とバルジーナ倒すために出てきたりするので型による気がします。
5 結び。
こんな感じでシーズン7終了!
今回はシーズン中にすっごいいろいろ移り変わりましたね。
最初ガブの少なさにびっくり、ガルも少ないでめっちゃ喜んでたのに最終的にまた増えちゃいました。
さすが主人公。
まあでもそこそこの結果が残せてほっとしています。
できれば2100いきたかったなぁ。。。
さて、次のシーズンは確定はしていませんが、頭文字「と(ど)」統一でレートに潜る予定です。
レートはどこまであげれるかわからないですけど、1800くらいを目標にいきたいところ。
ではでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
また読んでいただけると嬉しいです!
興味ある方はフォローしていただけると嬉しいです。
とと
ととさんのブログをよく拝見させていただいている者です。コメント失礼します。
返信削除ふと気づいたのですが、S3の記事のガルドは控えめ、この記事のガルドは冷静となっていますが、どちらなのでしょうか?調整先、振り方からして恐らく冷静とは思いますが…。
その辺りも含め、実数値を書いていただけると非常に嬉しいです!実数値を見ないとイメージが湧かないので…。
また、眼鏡ニンフィアの配分は物理耐久の努力値効率を考えてHを191で止めてBに振り分けたものがテンプレですが、Hのみに振ったのはどのような意図があるのでしょうか?またS調整の意図も知りたいです。S89まで伸ばすニンフはあまり多くないので目新しい調整だと感じたもので。
長くなってすみません。これからもブログ更新楽しみにしています!
コメントありがとうございます!
削除まずギルガルドのせいかくについて。
仰るとおり、S3の記事が誤字…というか誤記入してますね。
S↓C↑のれいせいで間違いないです。
指摘いただきありがとうございます。
2つめ、ニンフィアの調整について。
なぜランターンを意識したSを調整をしたかということに関しては、私のパーティに対してランターンの被選出率が高かったということがまずあげられます。
最後のデータ集にも載ってますが、約7割の被選出率ですね。
ランターンは基本ニンフィアと対面した時は抜いてる前提で行動してきますので、ボルトチェンジから入ってくることが多いです。
その際ランターンを抜いていれば相手に想定以上の負荷を与えられるのでは、と思ったのが理由です。
あとは同族対面でSを負けたくなかったから、というのもあります。
ですので汎用性のあるS調整というわけではなく、わたしのパーティにランターンが被選出されやすいことからの調整先です。
どうせ4振り65族抜き(ハッサム、ブラッキー)までは抜いてしまうし、それならあと16足して被選出率高いランターンも抜いちゃえ、という感じです。
そして耐久調整の方ですが、まず言い訳しておくと、実は今コメント欄をみるまでそのテンプレ構成を全く知りませんでした笑
それがテンプレなんですね…16nー1調整して残りBってことですよね。
なのでわざとそのテンプレ構成から外したわけではありません。
一応意図…というか、そのランターン抜きのS調整調整をしたあとHに振ってみたら実数値200になり、「ならCから削って実数値1あげれば地球投げ4回耐えて奇数になるな」って思ったからって適当な感じですね。。。
ダメ計今やってみた限りちきゅうなげ以外の面についてB振りのほうがよさそうな感じがあり、加えてちきゅうなげ使ってくるラッキーハピナスはどうせ対象外なので、テンプレどおりにB振りでいいと思います。
これもご指摘いただきありがとうございます、すごく参考になりました。
最後に実数値のこと。
実数値があったほうがわかりやすい、ということですね!
ご意見ありがとうございます!
そんなに手間でもないし、次パーティ紹介記事を書くときはデザインも合わせて併記を検討してみます。
実は単に私が「陽気ガブリアスのS実数値もわからない」レベルで実数値の扱いになれておらず、自分が実数値からイメージできなかったので…ってにわかっぽい理由があったりします笑
ただ来てくださる方が実数値があったほうがイメージしやすいのなら、ぜひそうできるよう積極的に検討していきたいと思います!
長くなり申し訳ありません。
わたしの不勉強を晒した形になりますが、よければまた見に来ていただけると嬉しいです。
ご返信ありがとうございます。
削除なるほど、ランターンの被選出率と同族意識からのS調整なんですね。単なる役割関係だけでなくパーティ単位でSを考えることはあまりしていなかったので参考になりました!
耐久は鉢ガブを調整先にすることが多いみたいですね。瞑想以外のニンフは使ったことがなく私も詳しいことは知らないので、何だか上から目線の指摘みたいになってしまいすみませんでした;;
一般的に実数値があった方がわかりやすいのかはよくわからないので、通りすがりの一意見として捉えていただければと思います。
これからも更新楽しみに待っています!
いえいえ、耐久調整の件非常に助かりました!
削除基本自分の中でだけ考えて育成しちゃうので、こういう指摘は非常にありがたいです。
ありがとうございます!
今後も定期的に更新していきたいと思います!
ドククラゲのCの部分がDになっていますよ
返信削除指摘ありがとうございます!
削除修正いたしました!
ニンフィアの努力値についてですが、ニンフィアにC192振りだと無駄な4が振られているように思います。またランターンはS68振りで抜けるような気がします。C196、S68が最適かと思いますがどうでしょうか。
返信削除コメントありがとうございます!
削除ニンフィアは今回表記のとおり「めざ炎」の個体です。
つまりCとSの個体値がUなので、必要努力値は8の倍数になります。
個体値書いてないのでわかりにくかったですね、申し訳ないです。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除初めてブログを拝見します。個人的に大好きなクラゲとバルジーナを使われていて、かつ高い結果を残していることに驚き、大変惹かれました!これからも楽しみにしています!
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